最新記事

過去記事

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

06月 | 2015年07月 | 08月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


最新コメント

注目記事

■MH3 ガンナー アルバソロ討伐記
 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8

■MH3動画を撮る方法
 1 / 2

■MH3 封龍銃シリーズ
 封龍銃シリーズ

■MH3 ヘルメットガンナー防具
 ヘルメットガンナーお勧め防具

■MH3 タイムアタック
 タイムアタック

■MHP2G 決戦 最後の招待状(下位装備限定)
 1 / 2 / 3 / 4 / 極限 / 伝説

■MHP2G モンスターハンターに挑め!(上位装備限定)
 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / おまけ1 / おまけ2 / おまけ3

■MHP2G モンスターハンターに挑め!(下位装備限定)
 極限1 / 極限2 / 極限3

■MHP3体験版 ロアルドロス0分針討伐
 1 / 2 / 3 / 4 / 5

■MHP3 メイン武器ランキング投票
 1 / 2 / 3 / 4

■MHP3 終焉を喰らう者に挑め!(下位装備限定)
 1 / 2 / 3 / 4

■MHP3 ガンランス イビルジョー5分針討伐!
 1 / 2 / 3 / 4

MH4 シャガルマガラ攻略

スポンサードリンク



分からない事は即検索!

Google

2015/06/24

アリアの冒険 その5


■遺跡平原



アリア
「えーっと、こうやってコレ入れて……こう?」
シオン
「あ、それは違……」


ぼふん……(もえないゴミを手に入れた)


アリア
「あー!? また失敗~~~!」
シオン
「だから何度も言ってるでしょう。回復薬を調合するには、薬草とアオキノコを2:3の割合でですね……」
アリア
「そのナンタイナニっていうのがそもそも分かりません~(泣)」
シオン
「泣き言を言ってる暇はありませんよ。このクエストの目的は、回復薬グレートの調合なのですからね」
アリア
「ううう……。薬草とアオキノコを採って来ま~す……(とぼとぼ)」
シオン
(……遺跡平原中の薬草とアオキノコを採り尽くす前に終わればいいのですが……)



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■バルバレ



我らの団団長
「……それで、一日かけた挙句、調合に成功した回復薬グレートは1つだけ、と(呆)」
アリア
「……済みませーん」
我らの団団長
「まあいい、一応クエストは達成だからな。今日は疲れたろう、部屋でゆっくり休め」
アリア
「は~い」
我らの団団長
「……おっと、忘れるところだった。お前たちが遺跡平原を駆け回っている間に、オトモアイルーを手配しておいたぞ」
アリア
「……へ?」
我らの団団長
「少し前まで、我らの団に所属していたハンターの紹介でな。何でも筆頭オトモと呼ばれるほどの実力を……」
アリア
「(ぐわっ)どこです!? どこに居るんですか!?」
我らの団団長
「あ、ああ、今はお前の部屋に……」
アリア
「メルルーーー!!!」


ダダダダダッ


我らの団団長
「……な、何だと言うのだ……?(茫然)」
シオン
「詳しくは後程。アリア、待ちなさい!」


タタタタタッ





☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アリア
「(爆走中)メルル! メルル! メルル~~~っ♪♪♪」
シオン
「(追いついた)アリア、落ち着きなさい! まだメルルと決まった訳ではありませんよ!」
アリア
「ううん、きっとメルルです! だって私がハンターになったら、オトモになってくれるって言ってましたもん!」
シオン
「それはそうですが、今は世界が違う……」
アリア
「メーーールーーールーーー!!!」


バターーーンッ



セバスチャン立ち絵


アリア
「……」
セバスチャン
「ニャフフフフ。1匹でいるのが寂しくて、泣きながら遺跡平原を走り回っていたのは仮の姿ニャ! そう、ワシの名は……」
アリア
「……」


……パタン


……ドダダダダ……バタンッ


セバスチャン
「人の話は最後まで聞くニャ!」
アリア
「なんでー!? なんでセバスチャンなのー!?」
セバスチャン
「な、なんでとは何だニャ!? 筆頭オトモのワシじゃ不服だとでも言うのかニャ!?」
アリア
「イヤー! メルルがいいのー! かにさんのお古はイヤなのーーーっ!!!(ジタバタジタバタ)」
セバスチャン
「いきなり人をお古扱いかニャ!? ここはワシがオトモになってくれる栄誉に喜び震えるところだニャ!」
アリア
「それでもメルルがいーーーのーーーっ!!!(駄々っ子)」
セバスチャン
「ぬうう、何て我がままな娘っこだニャ……(呆)」
シオン
「済みません、セバスチャン殿。あとできつく言って聞かせますので……」
セバスチャン
「お、アンタは話が分かりそうだニャ。名前は何ていうのかニャ?」

シオンアリア
「…………は?」

セバスチャン
「は? じゃないニャ。初めて会ったら、まずは自己紹介だニャ? あ、ワシはセバスチャンだニャ。宜しくだニャ(シパッ)」

シオンアリア
「……」

セバスチャン
「でもアンタら、ワシの名前を知ってたニャ? やっぱアレかニャ? ワシって有名人かニャ? いやー、照れるニャ~」
アリア
「え、えっと……セバスチャン、だよね?」
セバスチャン
「だからそう言ってるニャ」
アリア
「わ、私だよ!? アリアだよ!? まさか忘れちゃったの!?」
セバスチャン
「アリア嬢ちゃんかニャ? 忘れたというか、ワシら初対面だニャ?」
アリア
「…………えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■マイハウス



シオン
「……では、我々のことは本当に知らないのですね?」
セバスチャン
「だからさっきからそう言ってるニャ」
アリア
「じゃあ、かにさんは!? メルルは!?」
セバスチャン
「どっちも聞いたこと無い名前だニャ~。……でも待てだニャ」
アリア
「なに!? 思い出したとか!?」
セバスチャン
「メルルって名前はワシ好みの名前だニャ。きっと清楚でお淑やかで美人さんの名前に違いないニャ~」
アリア
(ぐわっとハンマー振りかぶり)
セバスチャン
「ぼぼぼ暴力反対だニャ! というかなんでそんなに怒ってるのかワシにはサッパリだニャ!」
アリア
「(渋々ハンマー下ろし)……先生、やっぱり……」
シオン
「ええ。……このセバスチャン殿は、パラレルワールドの、つまり元々この世界の住人、ということですね」
アリア
「ううう……。せっかく合流できたと思ったのに~。例えそれがセバスチャンでも~(がっくり)」
セバスチャン
「……なんかワシ、勝手にがっかりされつつ、勝手に貶されてる気がするニャ?」
シオン
「大変申し訳ありません。込み入った事情がありまして……」
アリア
「……ひょっとして、かにさんもメルルもセバスチャンも、こっちの世界に来てないんでしょうか?」
シオン
「……その可能性が出てきた、というのが正直なところですね」
アリア
「……そっかー(しょんぼり)」
セバスチャン
「……なんだかワシ、悪いことしたかニャ?」
アリア
「あ、ううん、セバスチャンは何も悪くないよ。ただ、ね……」




ソフィア




「アーリアちゃーん。今、ヒマしてるぅ?」




アリア




「あ、ソフィアさん。ヒマと言えばヒマですけど?」
ソフィア
「それなら、ちょっとこのクエストやってみない?」
アリア
「クエスト入ったんですか!? 勿論やります! やらせて下さい!」
シオン
「アリア、落ち着きなさい。それで、どのようなクエストなのですか?」
ソフィア
「遺跡平原にジャギィの群れが巣を作っちゃったみたいなのよ。で、通行できなくて家に帰れないから何とかして、ですってぇ」
アリア
「た、大変じゃないですか! 今すぐ行かないと!」
シオン
「だから落ち着きなさい。……まだ直接の被害は報告されていないのですね?」
ソフィア
「ええ。だからそんなに急ぎじゃないわ。ただ、このまま居すわられると、ちょーっと困るわねぇ」
シオン
「……群れの正確な数と、巣の位置の特定が必要ですね。アリア、遺跡平原の地図を持って……(振り返り)……アリア?」
ソフィア
「アリアちゃんなら、猛ダッシュで走ってったわよぉ♪」
シオン
「……何故その時に止めなかったんですか」
ソフィア
「シオン君の困った顔が見たかったから♪」
シオン
「……」
ソフィア
「うふふふふ♪ ……それにしても、さっきまで居た変な生き物の姿も見えないわねぇ?」
シオン
「……おや?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■遺跡平原



アリア
「人々の生活の平和を脅かす悪いモンスターは私が許しません! さあ、大人しく出てきなさい!」


しーん……


アリア
「こらー! ジャギィー! 出てきなさーい!」
セバスチャン
「……モンスターがそんなんで出てくる訳ないニャ~(呆)」
アリア
「あれ? セバスチャン、なんでここに?」
セバスチャン
「ワシはオトモだニャ。そしてオトモは、ハンターが狩りに行く時は必ずオトモするんだニャ!」
アリア
「……私、まだセバスチャンをオトモにした覚えが無いんだけど」
セバスチャン
「そんなのは些細な問題だニャ」
アリア
「そ、そうかな?」
セバスチャン
「そうだニャ。それより今すべきことは既成事じ……じゃなくて、ジャギィ退治だニャ?」
アリア
「う、うん、そうだね!」
セバスチャン
「……ちょろいもんだニャ(ぼそ)」
アリア
「……何か言った?」
セバスチャン
「何にも、これっぽちも言って無いニャ」
アリア
「そう? じゃあ早速! …………どうしよう?(困)」
セバスチャン
「……ホントにペーペーなんだニャ~(呆)」
アリア
「し、仕方ないでしょ! この前ハンターになったばっかりなんだから!(赤面)」
セバスチャン
「分かった分かったニャ。それで、ジャギィのことは知ってるかニャ?」
アリア
「それ位知ってるもん! 小さめの肉食モンスターで、あんまり強くないんだよね?」
セバスチャン
「(首ふり)……これだから新米はだニャ」
アリア
「え? 違うの?」
セバスチャン
「いいかニャ? 確かにジャギィは小型のモンスターだニャ。しかしそれでも、人間やアイルーに比べれば十分強いニャ」
アリア
「……う」
セバスチャン
「その上、ヤツらの真骨頂は集団での狩りだニャ。群れに囲まれでもしたら、ベテランハンターでも危険な程だニャ」
アリア
「……うう」
セバスチャン
「分かるかニャ? 間違っても新米ペーペーのアリア嬢ちゃんが油断できるような相手じゃないんだニャ~」
アリア
「……ごめんなさい、油断してました」
セバスチャン
「分かれば宜しいだニャ。さ、じゃあヤツらの巣を見つけに行くかニャ」
アリア
「巣? 巣があるの?」
セバスチャン
「勿論だニャ。ヤツらは岩山や洞窟に巣を作ることが多いニャ。ここだと……あの山の中腹あたりが怪しいニャ~」
アリア
「……ひょっとして、セバスチャンって結構凄い?」
セバスチャン
「ニャフフフフ。筆頭オトモの名は伊達じゃないニャ。さあ、ワシに付いてこいだニャ!」
アリア
「うんっ♪」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■遺跡平原 山の中腹





ギャッギャッギャッ


アリア
「(ひそひそ)……凄い、ホントに居た!」
セバスチャン
「(ひそひそ)……ドスジャギィは居ないみたいだニャ」
アリア
「ドスジャギィって、おっきいジャギィ?」
セバスチャン
「ただ大きいだけじゃ無いニャ。ドスジャギィは群れのボスで、強さはジャギィの比じゃ無いニャ」
アリア
「ふーん。でもこの群れには居ないんだよね?」
セバスチャン
「間違いないニャ。これなら群れを丸ごと討伐できそうだニャ」
アリア
「……討伐は、しないよ」
セバスチャン
「……今、何て言ったニャ?」
アリア
「……討伐はしない。ここから追い払う」
セバスチャン
「……何でだニャ? 追い払っても、また戻ってくるかもしれんニャ。だったら、ここで討伐した方がいいに決まってるニャ」
アリア
「だってまだ……ジャギィたちは人を襲ってないもん」
セバスチャン
「ここで見逃せば、いずれは人を襲うかもしれんニャ」
アリア
「それでも、今は襲ってない。だったら、今は討伐しない。しちゃいけない。……私は、そういうハンターになりたいの」
セバスチャン
「……アリア嬢ちゃんは、どことなく旦那さんに似てるニャ~(ぼそ)」
アリア
「え?」
セバスチャン
「何でもないニャ。……ワシはオトモだニャ。ハンターであるアリア嬢ちゃんがそう思うなら、ワシに否は無いニャ!」
アリア
「うん! ……じゃあ、行くよ!」
セバスチャン
「応だニャ!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆





ギィーーーッ ギィーーーッ


アリア
「来た! よーし、こっちも突げ……」
セバスチャン
「落ち着くニャ! ジャギィの群れを相手にする時の鉄則は、奴らに囲まれないことだニャ!」
アリア
「そ、そうなの?」
セバスチャン
「そうなのニャ! という訳で背中はワシに任せるニャ! アリア嬢ちゃんは前に集中するニャ!」
アリア
「うん! さあ来い! 私が相手です!」


ピョンピョンピョン

ピョンピョンピョン


アリア
「(きょろきょろ)わ? う? ……ダメダメ! 後ろはセバスチャンに任せて、私は前に集中……」


……ゲシッ(背後からジャギィタックル)


アリア
「おふ!? な、なんで後ろから……(振り返り)」
セバスチャン
「(ゴロ寝中)……ゴォォォォ……ガニャァァァァ……」
アリア
「……」
セバスチャン
「……ニャフフフフ、もう食べられないニャ~……(Zzz)」
アリア
(ゆっくりハンマー振りかぶり)
セバスチャン
「……ニャ!? 殺気…………ニャァァァァァ!?(ハリウッドダイブ)」


チュドォォォォォンッ(タメ3スタンプ)


セバスチャン
「(ギリギリ回避)い、い、い、いきなり何するニャ!?」
アリア
「(ハンマー突きつけ)…………なんで、寝てるの?」
セバスチャン
「(両手上げ)えー、実はワシらオトモは、なつき度が低いとサボる習性があってだニャ?」
アリア
「ふーん、そうなんだぁ。じゃあ……躾が必要だね?(ハンマー振りかぶり)」
セバスチャン
「(総毛立ち)おおお落ち着くニャ! ほ、ほら、ジャギィがワシらを狙ってるニャ!」


ギィーーーッ ギィーーーッ


アリア
(ぎろり)


キャインキャインッ(脱兎)


セバスチャン
「ああこら、逃げちゃダメだニャ!」
アリア
「さ、お仕事完了♪ という訳でゆっくり折檻……じゃなくて、お話ししよっか?(にっこり)」
セバスチャン
「ニャァァァァ! プリーズヘルプミーだニャァァァァ!」





ブログランキング参加中! 応援、宜しくお願いします!
   にほんブログ村 ゲームブログ モンスターハンター4へ    MH3G・攻略ブログ



2015/06/09

アリアの冒険 その4


■バルバレ



アリア
「……ああ、防具が……服があるって素晴らしい……(ブレイブ一式に頬ずり)」
ソフィア
「ウチの正式防具を気に入ってくれたのはいいんだけどぉ……」
アリア
「なんですか?」
ソフィア
「(アリアの横の鉄塊眺め)……獲物はそれでいいの?」
商人兼料理長
「だよなぁ。そんな小せえナリしてハンマーはねえだろ。そもそも持てんのか?」
アリア
「え? ……(ひょい)……持てますけど?」
ソフィア
「……なんでそんな軽々と、スプーンでもつまむみたいに持てるのかしら?(呆)」
商人兼料理長
「人は見かけによらねえっても限度があんだろ(呆)」
アリア
「ハンマーの扱いには慣れてますから♪」
我らの団団長
「慣れている? ハンターになり立てのお前が、何故?」
アリア
「えーっと、やっぱりかにさんを日々ホームランしてたから、かなぁ?」
ソフィア
「かにさん?」
アリア
「あ、かにさんっていうのは……私の親代わりみたいな人、かなぁ。えへへ♪(テレテレ)」

我らの団団長商人兼料理長ソフィア
「……」

ソフィア
「……親代わりみたいな人を……」
商人兼料理長
「……ハンマーで……」
我らの団団長
「……ホームランし慣れている……?」

我らの団団長商人兼料理長ソフィア
「……」

アリア
「……先生。なんで皆さん、可哀想な子を見るような目で私を見てるんでしょう?」
シオン
「(ため息)……自分が言ったことをよく考えてみなさい」
アリア
「……えーっと、確かに何か誤解を招きそうな……?」
ソフィア
「(肩ぽん)……きっと、複雑な事情があったのよね」
我らの団団長
「(肩ぽん)……大丈夫だ。今日からは我らの団がお前の家族だからな」
商人兼料理長
「(肩ぽん)……だから、家庭内暴力は勘弁だぜ?」
アリア
「かっ!? ち、違います! 誤解です! ね、先生!?」
シオン
「はいはい。皆さん、それは誤解で……(考え中)……いや、きっぱりと否定する材料も無いような……?」
アリア
「せ、先生までーっ!(泣)」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アリア
「さあ、気を取り直してお仕事お仕事! ソフィアさん、クエストをお願いします! どんなモンスターでもオッケーですよ!」
ソフィア
「うーん、勢い込んでるところ悪いんだけどぉ……」
アリア
「?」
ソフィア
「まだバルバレに着いたばっかりだから、クエストが一個も無いのよ。ごめんなさいねぇ♪」
アリア
「そ、そんな~~~!?」
我らの団団長
「無いものは仕方あるまい。なに、ここバルバレは近隣のクエストが集まる場所だ。直にクエストも舞い込むだろう」
アリア
「ううう、気合が空回りです……」
シオン
「……では、私からのクエストを受けてもらえますか?」
アリア
「へ? ……も、勿論です! どんなクエストですか!?」
シオン
「ギルド長。ここから一番近い狩猟場はどこでしょう?」
我らの団団長
「団長だと言うのに……。ここからなら遺跡平原が近いな。草食竜が多く、今なら危険なモンスターも居ないはずだ」
シオン
「それは好都合です。マスター。今晩の食事の予定は?」
商人兼料理長
「マスターって俺様のことか? あー、なにせ着いたばっかだからな。まずは食材を仕入れねえと」
シオン
「そうですか。ではその仕入れ、少々待って頂けますか?」
商人兼料理長
「あん? そりゃまあ、構わねえが」
シオン
「お願いします。……ではアリア、行きますよ」
アリア
「はい! いよいよハンターデビューですね♪ 楽しみだな~♪ じゃあ、行ってきま~す!」
シオン
「……」




商人兼料理長




「……なんかよ、優男の様子、変じゃなかったか?」
我らの団団長
「確かに……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■遺跡平原





遺跡平原

アリア
「うわー! 綺麗~っ♪」
シオン
「成程。ここは良い土地ですね。緑が豊かで、土もよく肥えています」
アリア
「あ、先生、見て見て! アプトノスです!」


アプトノス



ブモ~~~ ブモ~~~


アリア
「可愛い~♪ ……撫でても大丈夫でしょうか?」
シオン
「ええ。アプトノスは草食竜の中でも温厚ですからね。武器を振りかざさない限り、襲ってくることはありません」
アリア
「そうなんだ~。じゃ、じゃあ……(ぴと)……わ、触れた!」


ブモ~~~?


アリア
「あはは♪ よしよし、良い子だね~♪(なでなで)」
シオン
「……」
アリア
「それで先生、これからどうするですか? 私にクエストを出してくれるんですよね?」
シオン
「ええ。私からのクエストは…………こんがり肉の納品です」
アリア
「…………え?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



シオン
「生肉を焼いて、こんがり肉にして納品して下さい。それが我々の、今晩の食事となります」
アリア
「……せ、先生、それってまさか……こ、この子たちを……?」
シオン
「……」
アリア
「そ、そんなことないですよね? あ、そうだ! きっとバルバレなら生肉くらい売ってますし、それを買って焼けば……」
シオン
「アリアがそうすべきと思うのであれば、それでも構いません」
アリア
「え?」
シオン
「どのような手段でも構いません。兎に角、夕食までにこんがり肉を納品して下さい。……では、私は先に戻ります」
アリア
「ええ!? せ、先生! 結局私はどうしたらいいんですか!?」
シオン
「……」
アリア
「先生ーーーっ!!!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■バルバレ



商人兼料理長
「……で、嬢ちゃんを一人置いて帰ってきちまったってか。見かけによらずヒデぇ男だなオメエは(呆)」
シオン
「……」
ソフィア
「そうねぇ。きっとアリアちゃん、今頃悩んでると思うわぁ」
シオン
「……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■遺跡平原





ブモ~~~ ブモ~~~


アリア
(膝抱きに座り)
アリア
(……こんな可愛い子から生肉なんて……採れる訳ないじゃないですか……。……先生のバカ~……)


ブモ~~~?(鼻スリスリ)


アリア
「……ありがと。良い子だね♪(頭なでなで)」


ブモ~~~♪


アリア
「……うん! やっぱりバルバレでお肉買おう! だって売ってるんだもん! わざわざ狩ってまで採ること無いもんね!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■バルバレ



我らの団団長
「お前の思惑、分からんでもないが……本当にバルバレの市場で買ってきたらどうするのだ?」
シオン
「それならそれで構いません。依頼を完遂することは、ハンターの必要最低条件ですから」
ソフィア
「なら、はっきりそう言ってあげれば良かったんじゃない?」
シオン
「アリア自身が考えることに意味があるのです」
ソフィア
「そうは言っても……」
シオン
「……本人に自覚は無いでしょうが、アリアにはハンターとして理想とする人物が居ます」
我らの団団長
「ほう?」
シオン
「アリアがその人物の背を追うつもりならば……確固たる意志で、自分の道を選び、進まなければならないのです」
我らの団団長
「……今回のクエストは、そのための試金石という訳か」
シオン
「……ええ」
商人兼料理長
「で、嬢ちゃんが肉を調達できなきゃ、俺らはおまんま食い下げって訳か? ……やれやれ、念のため食材を仕入れとくかね」
我らの団団長
「ベア!」
商人兼料理長
「こんがり肉に合う副菜の、な(にやり)」
我らの団団長
「……(ぎろり)」
商人兼料理長
「がっはっは! てな訳でオメエも付き合え。たまには夫婦水入らずで買い物ってのもオツなもんだろ?」
我らの団団長
「……ふん。荷物は当然、お前が持つんだろうな」
商人兼料理長
「おいおい。箸より重いモン持ったこと無い俺様にそんな重労働させようってのか?」
我らの団団長
「いつも中華鍋を使ってるだろうが!」


ワイワイ ギャンギャン


ソフィア
「なんだかんだで仲が良いわねぇ。……それで、シオン君はどう思ってるの?」
シオン
「どう、とは?」
ソフィア
「アリアちゃんは、どうやってお肉を調達してくるか、よ」
シオン
「…………私は…………」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■遺跡平原



アリア
「……(立ち止まり)」




アリア




(……ちょっと待って。バルバレで売ってるお肉は……誰がどうやって採ってきたの?)
アリア
(……そんなの決まってる。ハンターが、アプトノスを狩って、採ってきたんだ……)
アリア
(……私がそのお肉を買ったら、また他のハンターがアプトノスを狩るんだよね……)
アリア
(……じゃあ、私は何? 私は、ハンターになったんじゃなかったの……?)




アリア




「……」


ブモ~~~ ブモ~~~


アリア
「……もう少し……考えてみようかな……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■バルバレ



シオン
「…………私は、アリアを信じています」
ソフィア
「……そう。それじゃあ私たちは、お肉にかけるソースでも作っておきますか♪」
シオン
「ええ、そうですね(微笑)」
シオン
(……アリア。考え、迷い、答えを出して下さい。それが貴女の、ハンターとしての礎になるのです……)



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■遺跡平原



アリア
「……うーん……ん~~~……(悩)」


ブモ~~~(草ハグハグ)


アリア
「……いいよね、君たちは。何も悩みとか無さそうに草とか食べちゃってさ~…………ん?」




アリア




(……アプトノスが草を食べるのは、生きていくため。……私たちがアプトノスを食べるのも、生きていくため……)
アリア
(……生きていくためにアプトノスを狩るのは……良いこと? 悪いこと?)
アリア
(……それとも……良いこととか、悪いこととかじゃ……無いのかな?)
アリア
(…………じゃあ、なに?)
アリア
(……)
アリア
(……それは、必要だから。……生きていくために)
アリア
(……ハンターがモンスターを狩るのも……必要だから?)
アリア
(……必要だから、狩るの? でも、それで狩られたモンスターの命は……?)
アリア
(……)




アリア




「……(立ち上がり)」


ブモ~~~?


アリア
「(ハンマー握りしめ)…………ごめんね」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




■バルバレ ~夜半~




ざっ


アリア
「……我らの団ハンター、アリア! ただ今帰還しました!」
我らの団団長
「アリア!」
ソフィア
「アリアちゃん!」
シオン
「…………お疲れさまでした、アリア」
アリア
「……えへへ。遅くなって済みません♪ お腹、空きましたよね?」
商人兼料理長
「おう、腹ペコだぜ。……で、肉は?」
アリア
「はい、これです! 新鮮なお肉ですよ~♪」
商人兼料理長
「……確かに、上物だな。よし、ちと待ってろ。今焼いてくるからよ」
アリア
「ダメです! 先生からのクエストはこんがり肉の納品ですからね! こんがり焼くまでが私のお仕事です♪」
商人兼料理長
「……そうかい。じゃあ俺様が特別にレクチャーしてやるぜ。飛びきり美味いこんがり肉の焼き方をよ!」
アリア
「わ、お願いします♪ 先生、あと少し待ってて下さいね~♪」
シオン
「ええ、楽しみに待っていますよ(微笑)」


ワイワイ ガヤガヤ


我らの団団長
「……課題はクリア、と言ったところだな」
ソフィア
「……強い子だわ。お姉さん、安心しちゃった♪」
シオン
「ええ、本当に……」
シオン
(……先輩。アリアは、貴方の背中を追い始めましたよ……)




アリア




「……ちゃちゃちゃちゃちゃん……上手に焼けましたーっ♪ さあ、命に感謝して、美味しく頂きましょーっ♪」





ブログランキング参加中! 応援、宜しくお願いします!
   にほんブログ村 ゲームブログ モンスターハンター4へ    MH3G・攻略ブログ



2015/03/26

第一子、誕生!


■某県 某病院





ふー! ふー!


かに
「水飲むか!? 汗拭くぞ!?」
メルル
「はい奥様! いきんで下さいませ!」


っ!


かに
「よし、いいいきみだ! 顎を引いて目を閉じるな! メルルを見るようにしていきむのだ!」
メルル
「もう少しです! 頑張って下さい!」


っっっ!!!





☆    ☆    ☆    ☆    ☆




アリアキャット
(うろうろ……うろうろうろ……)

シオン
「……二人とも、少し落ち着きなさい」
アリア
「で、でも心配なんですもん!」
キャット
「そうよ! 今、どうなってるのかって考えると……」
シオン
「気持ちは分かりますが、貴女たちが心配しても何ともなりませんよ」

アリアキャット
「う……」

シオン
「我々に出来ることは、先輩の奥方と赤ちゃんの生命力を信じて待つことだけです」

アリアキャット
「……はーい」

セバスチャン
「流石シオン、若いのに落ち着いてる……と言いたいところだけどニャ」
ソフィア
「そうねぇ。(ひそひそ)……シオン君。その貧乏揺すりを止めてからの方が説得力があるわよぉ♪」
シオン
「…………こほん(赤面)」
ヘクター
「しかし長いな。お産とは、これほど時間が掛かるものなのか?」
ソフィア
「そうねぇ。人によっては2、3時間ってところかしら」
ヘクター
「そんなにか? いや、それにしても、もうそろそろ……」




……ぎゃぁ……おぎゃあ……おぎゃあっ……




ヘクター
「……む?」
アリア
「こ、この声は……」
キャット
「う、産まれた……の?」


ばたぁん!


かに
(ぜぃ……はぁ……)
アリア
「かにさん! ど、どうなんです……?」
かに
「(すうっと息を吸い)……産まれた! 母子とも無事で産まれたぞぉぉぉぉ!」

アリアキャット
「い……いやったーーーっ♪♪♪」

シオン
「そうですか……。おめでとうございます、先輩(微笑)」
セバスチャン
「長いこと立ち合いご苦労さんだニャ」
かに
「おう。いやぁ、ホントに長かったのう」
ヴィクトール
「(大きな筒の中に入れられ)それで男の子!? それとも女の子!?」
かに
「……その珍妙な格好は何事だ?」
ヴィクトール
「いいから早く!」
かに
「ふむ。ずばり……男だ! 我が家の跡取り息子の誕生じゃーっ!」
アリア
「男の子! 弟だーっ♪」
ヴィクトール
「男の子! やった! ほらヘクター! 早く出して出して!」
ヘクター
「むう、そうか。残念だが仕方あるまい」
かに
「……どういうこった?」
ヘクター
「いやなに。以前リーダーが、女の子が産まれたらヴィクは半径1万メートル以内に立ち入り禁止だと言っていただろう?」
かに
「ああ、確かに言ったな」
ヴィクトール
「ヘクターがその冗談を真に受けて、変な装置を作っちゃったんだよ~」
かに
「おいおい。あれは冗談などではないぞ? 100%、マジで本気の発言だ」
ヴィクトール
「それひどくない!?」
かに
「(無視)……で、このデカい筒がその装置なのか?」
ヘクター
「ああ。錬金術で使う触媒を推進力に変えて、大気圏で衛星化するための装置だったのだが」
かに
「ほほう、それは面白そうだな。どれ、これが発射スイッチか?」
ヘクター
「そうだ。……試しに押してみるか?(わくわく)」
ヴィクトール
「ノーーー! プリーズヘルプミーーーっ!!!」
ソフィア
「ほらほら、バカなこと言ってないの。これから産後の処置があるんでしょ?」
かに
「おっとそうだった! ソフィアも一緒に来てくれるか? メルルが手伝って欲しいそうだ」
ソフィア
「勿論よぉ。さ、行きましょ」
かに
「うむ。そんな訳で、息子との対面はまた後でな」
アリア
「はーい、了解でーす♪」
キャット
「ちゃんと奥さんを労ってあげるのよ?」
かに
「分かった分かった」


ぎぃ……ばたん


アリア
「はぁ……。……ホントに産まれたんだぁ(感慨深げ)」
キャット
「そうね。……なんだか不思議な気持ちだわ(同じく)」
ヘクター
「そうだな。科学では解明しきれない、生命の神秘だからな」
キャット
「……あのねぇ。そーゆーことじゃないのよ(呆)」
ヴィクトール
「あはは~。ヘクターもお父さんになれば分かるんじゃない?」
ヘクター
「俺が父親に? ……想像も出来んな」
ヴィクトール
「そう? でも次にお父さんになるのは、オレかヘクターだと思うよ? ね、キャットちゃん?(にこにこ)」
キャット
「……」


すたすたすた


ヴィクトール
「あ、あれ? なんで無言でこっちに歩いてくるのかな~?」
キャット
「……さよーなら」


どんっ(スイッチ押し)


……ゴゴゴゴゴゴゴ


ヴィクトール
「わ! わ、わわわ!?」


ゴゥ!!!


ヴィクトール
「ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」


……キラリ


アリア
「……えーっと……ヴィクトールさん、どうなっちゃったの?」
セバスチャン
「分かり易く言うと、ヤツは星になったんだニャ」
キャット
「これで世の中も少しは平和になるでしょ(冷)」
ヘクター
「ふむ。実験は成功だな(満足げ)」
シオン
「言うべきことはそれだけですか?(呆)」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆





という訳で、遅ればせながら出産報告です。

3月4日産まれの男の子。3,270gの50.5cmと、最近では大き目な赤ちゃんでした。

今はオシメにミルクにと、忙しくも楽しい毎日を過ごしております(笑)







ブログランキング参加中! 応援、宜しくお願いします!
   にほんブログ村 ゲームブログ モンスターハンター4へ    MH3G・攻略ブログ





FC2Ad