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第1階層 古跡ノ樹海 2F |
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「さすがに階が上がると、魔物の強さも上がるわね」
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「そうですね。特にオオサボテンが強敵です」
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「クローラーより強かったですもんね。もっとも、クローラーx3が出てきた時にはここで冒険終わりかと思いましたけど(汗)」
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「あの時はリーダーの逃げ足に救われたわ……」
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「さて、ではそろそろ引き上げましょうか」
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「え? もうですか?」
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「まだ体力にもTPにも余裕はあるわよ?」
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「とは言え、メディカの残りが僅かになってしまいましたので」
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「……ねえ。やっぱり回復がメディカ頼みって厳しくない?」
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「……やはりメディックかドクトルマグスをメンバーに加えるべきでしょうか」
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「絶対そうするべきよ。迷宮探索には、あと1人メンバーを連れて行ける訳だし」
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「そうですね。街に戻ったら、ギルド長に相談してみましょう」
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「はーい。じゃあアリアドネの糸を使いますね」
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「アリア、ストップです」
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「へ? 街に帰るんじゃないんですか?」
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「アリアドネの糸代を節約するためにも、歩いて帰りましょう」
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「……そんなにお金に余裕が無いの?」
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「はっきり言えば余裕ゼロ、アリアドネの糸代として100エンも払っていては赤字になってしまいます。何せ、毎回10個はメディカを消費しますから」
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「……メディックかドクトルマグスをメンバー加えることを心に誓ったわ」
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「まあ、1階の広間にショートカットがありますから、それ程遠い道のりではありませんよ」
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「はーい。……ほら、かにさん帰りますよ」
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「(五体倒地状態)……返事が無い。ただの屍のようだ」
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「……放っておけばいいんじゃない?」
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「そうだね。じゃあ帰ろっか」
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「(ガバッ)ちょっと待てーい! 人の後頭部を斧で全力フルスイング峰打ちしておいて、それは無いんじゃないか!?」
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「自業自得です(きっぱり)」
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「あんた、自分が何しでかしたか忘れたの?(冷)」
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「何って、ちょいと魔がさしてFOEに突撃しただけではないか(しれっ)」
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ドキューーーン |
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「あらよっと(ひょい)」
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「それが大問題だって言ってんのよ! っていうか、必中のはずの精密射撃が何で当たらないの!?」
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「集中力が足らんのではないか?」
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「しゅ、集中力を乱す張本人が偉そうにーっ!(地団太)」
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「キャットちゃん。私が代わりにツッコミしてあげよっか?」
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「ありがとうアリア、気持ちはとっても嬉しいわ。……でもね? これは私のガンナーとしてのプライドの問題なの!」
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「キャットちゃんが燃えてる!」
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「はっはっは。まあ頑張れ」
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「いつか絶対に当ててやるから覚悟してなさい!」
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「キャット、落ち着いて下さい。先輩もFOEに対して突撃するのは止めて頂けますか? アリアの言ではありませんが、下手するとその場で冒険が終わってしまいます」
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「心配無用! 我らがパラディンのスキル『全力逃走』を持ってすれば、FOEなど敵では無い!」
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「……まあ、逃げるだけですから敵じゃ無いですよね。こっちにとっても、FOEにとっても(呆)」
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「一体全体、何がしたいのか理解に苦しむわ……」
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「なに、一度FOEとやらをこの目で見ておきたくてな。あのFOE、狂乱の角鹿と言ったか。あいつを倒すにはどんな手段があるかのう……」
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「FOEとは敵対厳禁でしょ! 無駄なこと考えてないでさっさと帰るわよ!」
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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
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冒険者ギルド |
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「(書き書き)……ほい、冒険者登録完了、と。これでオレは、晴れてハイ・ラガード公国の冒険者って訳だ♪」
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「……」
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「あれ? ギルド長さんはご機嫌斜め?」
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「……よりよって、ハイ・ラガード公国一、不真面目なお前を冒険者と認定する日が来るとはな(悔)」
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「……期待に胸膨らます新人冒険者に対して、そのお言葉はどうよ?」
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「そもそもヴィクトールよ」
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「やだなぁギルド長。自分のことは親しみを込めてヴィクって呼んでくれって、前から言ってるっしょ?」
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「貴様と慣れ合うつもりはない」
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「うわバッサリ」
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「そんなことより、この街に来てから一ヶ月、ただただナンパしているだけだったお前が、何故今になって冒険者になったのだ?」
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「いや〜。待ってても世界樹を踏破するギルドは出なさそうだし、だったらオレがやるしかないっしょ?」
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「お前が世界樹の踏破? ……悪い冗談だ」
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「ははは〜。何せ、そろそろ時間が無いもんでね〜♪」
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「時間? ……何か訳あり、か?」
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「あれ? ひょっとしてギルド長、心配してくれてるの?」
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「それこそ悪い冗談だな。……まあいい。正式に迷宮を探索するため、さっさと公宮からのミッションを達成してこい」
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「あ、それね、もうミッションをクリアしたギルドに入っちゃおうと思ってるんだ、オレ♪」
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「待て、それはありなのか?」
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「だって、ダメとは言われてないもんね〜」
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「た、確かにそうしてはいかんという規定は無いが……。しかし、最低限の実力を備えた冒険者を振るいにかけるという主旨からすると……(考え中)」
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「!!!」
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スタタタタ〜 |
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「……いやしかし、規定が無い以上は認めるべきなのか? いや待て。そもそも、お前のような変人を受け入れるギルドなどある訳が…………おいヴィクトール、どこに行った!?」
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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
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ハイ・ラガード公国 街中 |
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「フリーのメディックさんかドクトルマグスさんが居るといいねー」
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「ギルドの財政回復のため、何が何でも居てもらわないと! ……いざとなれば、お姉ちゃ……ううん、ギルド長の強権を発動させてでも……(ぶつぶつ)」
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「こらこら。大体、別に赤貧でもいいじゃないか。貧乏で苦労するのも楽しいものだぞ?」
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「生憎、私はあんたみたいにドMじゃないの(冷)」
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「酷! っていうか、女の子がそんな言葉を使っちゃいけません!」
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「やかましい。……って、あら?」
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「……何やら冒険者ギルド前が騒がしいですね」
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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
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冒険者ギルド前 |
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「そこのお嬢さーん、ヒマしてる〜?」
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「……え? わ、私ですか?」
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「そうそう。君、メディックだよね? 良かったらオレと一緒に冒険しない?(歯キラリ)」
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「はい、宜しくお願いします!」
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「……あら? ちょっと意外な反応」
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「す、すみません。私、先ほど冒険者登録をしたばかりなものでして。一緒に冒険して下さる方を探していたんです」
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「君みたいな美人な子がねー。何か訳アリ?」
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「び、美人だなんてそんな……。ちょっと人探しをしているんです。もっとも、この国に居られるのかも分からないのですが……」
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「へー。まあそれは兎も角、2人の出会いを祝して、これからちょっと飲みにでも……」
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ゴリッ(後頭部に銃突き付け) |
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「……随分とベタなナンパね、ヴィクトール?」
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「(ホールドアップ状態)……いやー、自覚はしてるんだけど、これがオレのスタイルだからね〜。という訳でキャットちゃん、銃を降ろしてもらっていいかな?」
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「黙れ。冒険者ギルド前での無法は私が許さないわ。あなたも、こんな見え見えのナンパに乗っちゃダメよ?」
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「……ナンパ、だったのですか?」
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「分からなかったの? あなた、一体どこのお嬢様?(呆)」
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「キャットちゃーん。街中で銃を抜くのはやめた方がいいと思うよ?」
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「アリア、あなたにだけは言われたくないわ……」
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「!?」
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「おおっと、こちらのお嬢さんも可愛らしいじゃないの♪」
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「え? わ、私、可愛い?(テレ)」
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「アリア。あなたまで見え見えのお世辞に乗せられないでちょうだい(呆)」
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「いやいや、オレは正直だからお世辞も嘘も言わないぜ? 君、アリアちゃんって言うの? キャットちゃんも可愛いけど、君も可愛いね〜。オレとお茶しない?」
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「へ? そ、そういうのはちょっと……(引き)」
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「あんた、こっちの子を口説いてたんじゃなかったの?(呆)」
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「あら? ひょっとしてキャットちゃん、焼いちゃった?」
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「だ・れ・が!」
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「大丈夫! こっちの子に比べてキャットちゃんとアリアちゃんは胸が控え目だけど、オレ、無いチチ萌え属性も持ってるから♪」
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「フルゲイーーーンッ!!!」
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「至高の魔弾っ!!!」
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ドガガガガチュドドドドーーーンッッッ |
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「うぎゃーーー!!!」
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「だだだ誰が無いチチで何が控え目ですって!?(激高)」
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「キャットちゃん。この人、埋めちゃおう(目が笑ってない笑顔)」
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「ええ。二度とお天道様が拝めないよう、地中深くにしっかりとね(真顔)」
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「(ボロボロ)……ちょ、ちょっと待った! ツッコミにしては少々どえらく過激じゃないかい!?」
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「あんたの発言に対する報復としては軽すぎるわよ(冷)」
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「そーです。本来なら月まで飛ばすところです(冷)」
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「アリア、キャット。街中でフォーススキル(超強力な最終奥義)を使ってはいけませんよ」
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「そうだぞ。そこのメディックのお嬢さん、ビックリして固まっちまってるじゃないか」
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「……(呆然)」
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「だって先生! この人が私たちのことを、その、な、無いチチって言うんですよ!?」
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「(ぴく)……ほほう。あなた、一回死んでみますか?(氷の微笑)」
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「怖っ! この人が一番怖いよ!? 誰か助けてー!」
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「こらこらシオンまでエキサイトするでない。……さて、メディックのお嬢さん、大丈夫かな?」
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「……ご」
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「……ご?」
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「ご主人様、お会いしとうございました!(大歓喜)」
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「ご、ご主人様ぁ!?」
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「こ、こんな美女にご主人様と呼ばれるとはなんて羨まけしからん! って言うか是非ともオレの事もそう呼んで欲しい!」
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「あんたはもう少し本音を心に秘めるということを覚えなさい!」
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「って言うかかにさん、これは一体どーゆーことですか!?」
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「吾輩だって知らんっちゅーねん! お嬢さん、誰かと勘違いしてないかな!?」
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「違いますご主人様! 私です、メルルです!」
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「…………は?」
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「え? …………えーーーっ!?」
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「ほ、本当にメルルなのですか?」
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「はい! シオン様、アリア様もお懐かしゅうございます! ああ、本当に皆さまにお会いすることが出来るなんて!(感涙)」
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「……何? あんた達、知り合い?」
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「えーっと、知り合いというか何と言うか……(混乱中)」
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「と、取りあえず、まずは場所を移そう。さすがの吾輩もちょっと混乱気味だ」
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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
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冒険者ギルド |
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「……そういうことでここを使われては困るのだがな」
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「すまんが緊急事態なんだ。ちょっとだけ場所を貸してくれ」
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「……成る程。私たちと時を同じくして、メルルもこちらの世界に来ていたのですね」
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「それで、その時にはもうその姿だったの?」
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「はい」
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「その姿って? って言うか、結局あんた達は知り合いなの?」
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「あーっとだな。話せば長くなるのだが、メルルは元々吾輩たちのファミリーの一員だったのだ。ただ、その時はこんな姿じゃなかったんだよなぁ」
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「さっきから珍しく歯切れが悪いわね。はっきり言いなさい、はっきり」
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「えっとね? その時はメルルってアイルー……分かり易く言うと猫だったの」
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「……冗談にしては出来が悪いわよ?」
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「冗談であれば、まだ良かったのですけどね」
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「ということは冗談じゃないのね……」
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「まあ、これも世界樹の不思議ということで無理やり納得するとしよう。で、メルルも冒険者になったんだな?」
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「はい。皆さまと合流するためには、冒険者になるのが一番だと思いましたので」
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「さすがはメルル、賢明な判断ですね」
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「しかも、私たちが待ち望んでたメディックです!」
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「そうだな。メルル、吾輩たちは今、世界樹の迷宮踏破のための冒険をしているのだ。また力を貸してくれるか?」
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「勿論ですわ」
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「メルル、これからも宜しくね♪」
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「はい♪ ……ところでセンパイは?(きょろきょろ)」
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「あー、セバスチャンな。てっきりセバスチャンとメルルはこっちに来てないと思ってたんだが……」
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「メルルがここに居るということは、セバスチャン殿もこちらの世界に来ている可能性が高いですね」
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「……と言うことは、センパイは居らっしゃらないのですね(しょぼん)」
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「まあ、あいつはしぶといから大丈夫だろ。それに、このまま冒険を続けてれば合流できるさ」
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「……そうですね、そう信じます」
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「セバスチャンも人間になってるのかなー。……どんな姿になってるのか、ちょっと楽しみかも」
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「セバスチャンっていうのも……その、アイルー? なの?」
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「うん。かにさんの狩りを現地でサポートしてくれるオトモアイルーなの。あ、メルル、この人はキャットちゃん。こっちに来てから私たちの仲間になってくれた人なんだ♪」
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「そうですか。キャット様、これから宜しくお願い致します(お辞儀)」
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「ええ、宜しくね。私はキャット、ガンナーよ(微笑)」
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「あ、オレはヴィクトール。親しみを込めてヴィクって呼んで欲しいな♪」
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「……あんた、なんで居るの?(冷)」
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「やだなぁキャットちゃん。これから仲間になって一緒に冒険してくんだから、もっと仲良くしよう♪」
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「一体いつ、どこであんたが仲間になったっての!?」
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「だってナイスバディな美女に、将来超有望なお嬢さんが2人も居るんだぜ? そんなギルドに入らない訳にはいかないでしょ♪」
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「あんたの低俗な理由なんか知ったこっちゃ無いわよ!」
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「……さっきから思ってたんだけど、キャットちゃん、その人と知り合い?」
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「知り合いじゃないわ。顔を知ってるだけ。一ヶ月前から冒険者ギルドに居付いててね。女性冒険者を手当たり次第ナンパしてる危険人物よ(冷)」
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「そうそう。キャットちゃんをナンパしたら、いきなり発砲されたりしたね〜♪」
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「……あの時、あんたの息の根を止めれなかったことを、今は心底後悔してるわ(悔)」
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「た、大変だったんだね……(汗)」
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「……お前さん、ひょっとするとバードだな?」
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「そのとーり! バードはいいぜー? 歌声1つでパーティを全体強化! あんたがリーダー? ギルドに1人、バードはどうだい?」
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「……ふむ。ハンターで言うところの狩猟笛使いか」
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「もしそうであれば、ギルドの戦力の底上げには欠かせませんね」
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「ちょっと、私は反対よ! バードは兎も角、そいつだけは絶対嫌!」
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「私もこんな変な人と一緒に冒険するのは嫌ですー!」
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「ちょっとちょっとお2人さん、そんなつれないこと言わないで〜」
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「まあ待て。メディックは勿論だが、バードもギルドに入れるべきだと、吾輩の勘が告げている」
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「おお、さすがはリーダー。見る目があるね〜♪」
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「リーダー!? 私は絶対に……」
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「(こそこそ)キャット、ここは吾輩に任せろ」
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「(こそこそ)……ホントに任せてもいいんでしょうね? 信じるわよ?」
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「(こそこそ)大丈夫だ。……あー、ヴィクトールと言ったな? お前さん、ひょっとするとウチのギルドに入ったら女性3人に手を出す気満々だな?」
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「当ったり前でしょ! いい女は口説いてモノにする。これオレのモットーね♪」
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「うわぁ……(どん引き)」
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「人間のクズね(冷)」
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「ふむふむ。それは大変結構なモットーだが、それには少々問題があってな」
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「問題?」
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「例えば、そこのアリアを口説いたりすると……」
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キリキリキリ……(弓を引き絞る音) |
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「……何か、背中から猛烈な殺気が吹き抜けて来るのですが(恐る恐る)」
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「……もしもアリアに不埒な真似をすれば……後は言わずともお分かりですね?(氷の微笑リバース)」
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「分かります分かります分かります! だから後頭部から眉間を射抜く気満々の弓を早く降ろしてーっ!(泣)」
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「せ、先生ったら……(ぽっ)」
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「という訳で、アリアには強力な保護者が居てな。かと言って、こちらのキャットを口説こうとすると……」
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シャラン……(剣を鞘から引き抜く音) |
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「……今度は、背中から明確な殺気が感じられるのですが(恐る恐る)」
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「……久々に抜いたこの剣、切れ味が鈍ってないか確かめてみるとするか(極冷)」
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「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ! だから触れてるだけでそっ首落ちそうな切っ先を早く引いてーっ!(泣)」
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「お姉ちゃ……ギルド長ったらっ!(赤面)」
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「……ふん(チャキ)」
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「リーダー! ごわがったよーっ!(泣)」
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「貴重な体験をしたと思え。世の中には触れてはいけないものがある、とな」
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(こくこくこく!)
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「そういうことで、ギルド内の女性には手出し厳禁だ。というか、出すとお前さんの命が無い」
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「……メ、メルルちゃんはどうなのかな?」
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「(めげないヤツ……)メルルもダメだ。彼女にはもう、心に決めた相手が居るんでな」
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「ガーーーン!(しおしおしお……)」
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「ごごごご主人様!?(顔真っ赤)」
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「おっとスマンスマン。これは吾輩の勝手な妄想だったかな?(意地悪そうな笑み)」
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「えへへ〜♪ 早くセバスチャン、見つかるといーね?」
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「ア、アリア様までからかわないで下さい……(赤面)」
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「さて、それでも我らがギルド『ロストウェイ』に入りたいのなら大歓迎なのだが」
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「いや、やっぱいいわ(爽やかな笑み)。ギルド長、美人な女性ばっかりでバードを募集してるギルドってあるー?」
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「とう!」
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ドガッ(シールドツッコミ) |
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「はふう……(バターン)」
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「よし、バードを一名捕獲、と。さっさと我らがギルドに登録しちまおう(爽やかな笑み)」
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「よ、宜しいのでしょうか?(汗)」
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「多分ダメだと思うんだけどなぁ」
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「あいつの心配より、女性陣は自分の心配をするべきよ。いい? あいつと同じ部屋で2人きりにならないこと。あいつと女性陣だけで樹海に行くなんて以ての外よ?」
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「大丈夫だよ。きっとその辺りは、先生とかにさんがちゃんとしてくれるから」
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「……まあ、あの2人なら確かに大丈夫そうだけど。……うん?」
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「(ひそひそ)……シオン、分かっているな?」
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「(ひそひそ)……お任せ下さいギルド長。もし万が一、彼が不埒な真似に及んだ時は……」
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「(ひそひそ)……うむ。事後処理については安心しろ。冒険者ギルド長の全権力を使って揉み消すことを約束しよう」
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「そっちはそっちで怖い話を真顔でしないでちょうだい!」
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