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前のページ /  次のページ  2013/04/12

砂漠の夜の唄

⇒ TOP世界樹の迷宮2>砂漠の夜の唄


第2階層 常緋ノ樹林 10F


サウロポセイドンが現れた!

アリア
「うわー、大きいですねー(感心)」
かに
「……この階では普通にワンダリングモンスターとして出てくるのか(汗)」
メルル
「ど、どういたしましょう?」
ヘクター
「三十六計、逃げるに如かず。……また踏みつぶされるのは心底勘弁だ」
かに
「否! 『ああっと!』による強制先制でなければ何とかなる! 総員、全力攻撃だ!」
アリア
「おーっ!」
ヘクター
「……やれやれ。この前衛コンビが揃うと、どうしても作戦が攻撃傾注になるな」
アリア
「ヘクターさんに言われたくないですー(不満げ)」
かに
「まったくだ。取得可能スキルがほぼ攻撃オンリーのくせに」
ヘクター
「スキルの問題では無い。心意気の問題だ」
メルル
「あ、あの皆様? 今は戦闘に集中された方が……(汗)」

サウロポセイドン疾風疾駆を使った!


かにアリアヘクター
「……ああっとぉ」


ずずぅぅぅぅぅん




☆    ☆    ☆    ☆    ☆



キャット
「ちょっとリーダー! すぐ後ろに居るわよ!」
セバスチャン
「右からも来てるニャ!」
ヴィクトール
「前にも居るよ!? 左は壁だしどーするの!?」
セバスチャン
「カボチャのお化けに囲まれたニャーっ!」
かに
「ええい落ち着け! 今対策を考えてる!」
キャット
「……ホントに地図に映らないFOEが居たのね(汗)」
ヴィクトール
「しかも、それが1つの部屋に3体も4体も居るんだから反則だよね~」
セバスチャン
「どいつがどう動いてんのか全然分からんニャ! 卑怯千万だニャ!」
かに
「ここをこうして……こっちを……よし、これだ!」
セバスチャン
「突破口が見えたかニャ!?」
かに
「ばっちりだ(サムズアップ)」
ヴィクトール
「さっすがリーダー! で、どうするの!?」
かに
「うむ。まずは後ろのカボチャに対して……ヴィクトールを蹴り出す(げしっ)」
ヴィクトール
「……え?」
かに
「で、右のカボチャにはセバスチャン、と(どんっ)」
セバスチャン
「……ニャ?」

三頭飛南瓜x2が現れた!


ヴィクトールセバスチャン
「でぇぇぇぇぇぇ!?」

かに
「よしよし。で、残る前方のカボチャに対しては……(くるり)」

じゃきんっ

かに
「(ホールドアップ)……まあ待て。落ち着けキャット」
キャット
「大丈夫、私は落ち着いてるわ。……ウチの家訓は『殺られる前に殺れ』よ」
かに
「いいから聞け! あのカボチャはそのまま前に進むようだ。であれば、後ろを着いていけば鉢合わしないで済む」
キャット
「あ、そういうこと? じゃあ行きましょうか(納銃)」
ヴィクトール
「(カボチャと戦闘中)ノォォォォォ! プリーズヘルプミー!」
セバスチャン
「(同じく)生贄かニャ!? 生贄なのかニャァァァァ!?」
かに
「(無視)いやー、オトリが2枚あると探索が順調だなぁ♪」
キャット
「そうね、とっても楽だわー♪」
ヴィクトール
「(逃げ回り)キャットちゃんが順応しちゃったぁぁぁぁぁ!」
セバスチャン
「(同じく)ツッコミ不在だニャァァァァァァ!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



鋼の棘魚亭

ソフィア
「マスターお替わり~」
酒場のマスター
「(グラス磨き)……飲みすぎだ。もうやめとけ」
ソフィア
「あら何? 私に飲ませる酒は無いってーのぉ?(へらへら)」
酒場のマスター
「……悪い酒になってやがんな。帰ってもう寝ろ」
ソフィア
「いーじゃない、もうちょっと飲ませてよぉ♪」
酒場のマスター
「やれやれ、仕方ねえな。あと一杯だけだぞ?」
ソフィア
「さっすがマスター。ありがとねぇ♪」
ソフィア
(……酒に逃げるなんてカッコ悪いわね、私。でも……)



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




……私は、私にしか聞こえない声に呼ばれて、
この世界樹の迷宮に帰ってきた。

そして10階に行って確信した。
この声は、10階の奥から響いてきている。


……今まで、これはゲオルグの声だと信じていた。
あの人は5年も前に死んじゃったって、知っているはずなのに……。

……それは、私があの人の死を直接見ていないから。
頭では生きている訳が無いと分かっていても、
気持ちが理解を拒んでる……。


それに、声がする10階の奥には炎の魔人が居る。

この魔物には、人の心の弱い部分に忍び込み、
正気を失わせる声を放つ能力がある。

まさか……この声は……?

確かめに行けばいい。でも…………怖い。


この声が、本当に炎の魔人の能力によるものだったら、
私は今度こそ、あの人の死を受け入れなければならない。

……最後の希望の糸が切れてしまう。
そんなの……耐えられない。


……分からない……どうすればいいの……あなた……






☆    ☆    ☆    ☆    ☆



ソフィア
(……Zzz)
酒場のマスター
(寝ちまったか。コイツがここまで酔っぱらうとはなぁ)

カランコロン

アリア
「こんばんはー」
酒場のマスター
「おう嬢ちゃん、どうしたい?」
アリア
「依頼が完了したので、その報告に来ました!(びしっ)」
酒場のマスター
「おお、もう終わったのか! いやいや、サラッと片付けたモンだな。ギルド『ロストウェイ』には余裕ってか?」
アリア
「余裕じゃないですよ! 依頼じゃ10階にいるはずだったのに、8階にモンスターが出てきたんですよ?」
酒場のマスター
「何ぃ? そりゃあ悪かったな。でもま、何とかなったんだろ?」
アリア
「そりゃあもう、先生の作戦で一網打尽です♪(自慢気)」
酒場のマスター
「大したもんだ。ほれ、報酬渡しとくぜ! たまにはゆっくり呑みに来いや」
アリア
「まだお酒は飲めませんっ。……ホントはちょっと飲んでみたいですけど」
酒場のマスター
「がはははは! ところでお前ら、10階の奥に居るヤツに挑むってのはホントか?」
アリア
「炎の魔人のことですか?」
酒場のマスター
「それそれ。倒した冒険者は数える程っつう大物みたいじゃねえか。どうなんだ? やれそうか?」
アリア
「はい! 今日、10階奥に繋がる磁軸の柱を見つけたって、かにさんが言ってましたし、作戦も先生が考えてますから!」
酒場のマスター
「おおそうか! 期待してるぜぇ。ウチの専属ギルドがその炎の魔人ってヤツを倒せば、自動的にウチの株が上がるからなっ」
アリア
「……ここの専属ギルドになった覚えが無いんですけど」
酒場のマスター
「おいおい、もう専属みたいなもんだろ? つれない事言うなよ」
ソフィア
「……炎の……魔人?(むくり)」
アリア
「あ、ソフィアさん。ここに居たんですね」
酒場のマスター
「丁度いいや。嬢ちゃん、悪いがコイツをギルド長の家まで連れてってくれねえか? しこたま飲んじまってなぁ」
アリア
「お安い御用です。さあさあ、ソフィアさん、行きますよー(担ぎ上げ)」
ソフィア
「あらあら、これは楽チンねぇ」
アリア
「じゃあ、失礼しまーす」
酒場のマスター
「おう、頼んだぜ」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



ハイ・ラガード公国 街中

アリア
「そういえばソフィアさん、最近探索メンバーに入ってませんね。どこか調子でも悪いんですか?」
ソフィア
「……リーダーやシオン君からは、何も?」
アリア
「え? 何も聞いてないですよ?」
ソフィア
「……そう。優しいわね、2人とも」
アリア
「……ホントにどこか悪いんですか?(心配顔)」
ソフィア
「ありがとう、大丈夫よ。……ねえアリアちゃん。一つ、聞いてもいいかしら?」
アリア
「はい、何ですか?」
ソフィア
「……もし、最愛の人が、貴女を残して死んでしまったら……それを受け入れられると思う?」
アリア
「きゅ、急にどうしたんですか? ……もしかして酔ってます?」
ソフィア
「……ふふふ、そうなの。酔っぱらいの戯言よ。変なこと聞いてごめんなさい」
アリア
「ビックリさせないで下さいよ~。でも……うーん、すぐには受け入れられないかなぁ」
ソフィア
「……そう……よね」
アリア
「はい。小さい頃にお母さんが死んじゃった時、居なくなったことが分からなくて、ずっと泣いてたってお父さんが言ってました」
ソフィア
「……そうだったの。……ごめんなさい、変なこと聞いて」
アリア
「いいですよ~。物心付く前で、ほとんど覚えてないんです」
ソフィア
「でも、そんな前からリーダーは男手一つでアリアちゃんを育てたのね。偉いわぁ」
アリア
「ちょ、ちょっと待って下さい? かにさんが、男手一つで、私を?(汗)」
ソフィア
「え? だってリーダー、アナタのお父さんでしょ?」
アリア
「違いますよ! 何てこと言うんですかっ!」
ソフィア
「あら、違うの? 私てっきり……」
アリア
「まったくの誤解です! だってほら、私とかにさん、全然似てないでしょ!?」
ソフィア
「……外見は兎も角、性格は結構似てるわよぉ?」
アリア
(膝から崩れ落ち)
ソフィア
「あら? アリアちゃん、どうしたのぉ?」
アリア
「じゅ、16歳の乙女心を木端微塵に砕くようなこと言わないで下さいっ! 性格も全っっっ然! 似てませんってば!」
ソフィア
「そんなに照れなくてもいいのに(微笑)」
アリア
「(赤面)ててて照れてませんっ! ……ま、まあ、父代わりと言えばそうなんですけど……(ぶつぶつ)」
ソフィア
「父代わり? じゃあ、本当のお父さんは?」
アリア
「……」
ソフィア
「……何度もごめんなさい。ダメね、酔っぱらいは……」
アリア
「ううん、いいんです。……お父さんは、2年前に亡くなりました」
ソフィア
「…………そう。でも偉いわね、アリアちゃんは」
アリア
「へ?」
ソフィア
「ご両親を亡くされてるのに、こんなに強く、明るく育ってる」
アリア
「や、やだなぁ、そんなことありませんよ。……もしそうだとしたら、それは先生とかにさんのお蔭です」
ソフィア
「あの2人の?」
アリア
「はい。……お父さんが死んじゃったあの時、私は2人に助けられたんです。……命と、心を」
ソフィア
「……そのお話、聞かせてもらっても……いいかしら?」
アリア
(こくり)



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




……私が生まれ育った街、ロックラックは、
大砂漠の真ん中にありました。

元々そこはオアシスがあって、でも何故かモンスターが
近寄らない、不思議な土地だったそうです。

環境に恵まれたロックラックは、凄い勢いで発展していきました。

……モンスターが寄り付かない、その理由を考えもしないで。


ソフィア
「……何か理由があったのね」


そのしっぺ返しは、すぐに訪れました。
砂嵐が吹く、満月の夜に。

ジエン・モーラン。
後でそう名付けられた超々大型古龍が、突然街を襲ってきたんです。

これも後で分かったんですけど、ジエン・モーランは
長ーい時間を掛けて砂漠を周回するんだそうです。


ソフィア
「じゃあロックラックの街は、そのジエン・モーランの周回コース上にあった?」


はい。

他のモンスターは本能的にジエン・モーランを恐れて、
ロックラックのある地に近寄らなかったんです。

だから街を襲ったと言っても、それは私たちからの視点で、
ジエン・モーランは、大昔から決まってる自分の
周回コースを、ただ通り過ぎようとしただけで。

でも、ジエン・モーランは体長100mを超えるモンスターです。
『ただ通り過ぎられた』だけで、ロックラックは半壊しちゃいました。


ソフィア
「もしかしてお父さんは……」


……住民には避難命令が出たんですけど、
突然のことで逃げ切れない人が沢山居ました。

お父さんは私を逃がした後、他の人たちを助けるために、
街へ戻っていったんです。

……お父さんの姿を見たのは、それが最後でした。


ソフィア
「……そう。立派なお父さんね」


はい!

お父さんのお蔭で助かった人も沢山居ました。
お父さんは私の誇りです!

……でも、その時の私は、そんなことを
考える余裕がありませんでした。

ジエン・モーランが通り過ぎて、みんなが復旧作業をしている時、
私は何も考えられず、ただぼうっとしているだけだったんです。

そんな中、突然また緊急避難命令が出されました。


ソフィア
「え? だってもう、ジエン・モーランは……」


ジエン・モーランを追跡してた古龍観測所から連絡があったんです。
追跡対象が回頭して、再びロックラックを目指してるって。

ロックラックは、周回ルート上の、丁度折り返し地点だったんです。

最初の襲撃で城壁も壊されて、
城壁守備隊の人たちも怪我だらけで。

「ロックラックはもう終わりだ」

街の人たちはそう言って、急いで避難していきました。


ソフィア
「街の人たち? ……アリアちゃん、貴女は?」


その時、私は思ったんです。
お父さんの仇を討つんだ、って。


ソフィア
「!?」


私は、落ちてた剣を拾って駆け出しました。
でも、街の外に出た途端、急に足がすくんじゃって……。

心は、お父さんの仇を討つんだって叫ぶんです。

でも頭の冷静な部分は、私が行っても倒せる訳が無い、
お前にそんな勇気は無いだろうって囁くんです。

仇を討ちたいのに、どうしても足が前に進まない。

そんな意気地無しな自分が情けなくて、悔しくって、
心がどうにかなっちゃいそうでした。


ソフィア
(……心と頭の矛盾。今の私みたい……)


……そんな時、私の前に2つの人影が立ったんです。

1人は、大きな重弩を持った、髪の長い優しそうな人でした。
もう1人は、銃槍を背負った、厳つくて大きい人でした。

ハンターさんだ。

そう思って2人を見上げてたら、髪の長い人が
私の頭を優しく撫ででくれたんです。

「もう大丈夫ですよ」

って言って。

私、緊張の糸が切れちゃって、しがみ付いてわんわん泣いちゃって……。

ひとしきり泣いた後、今度は厳つくて大きい人が、私に言ったんです。

「この街を守るための依頼(クエスト)を出す気はあるか」

って。


ソフィア
「街を守る? ジエン・モーランを倒す依頼ではなくて?」


私もそう思って、

「私の代わりに仇を討ってくれるんですか?」

って聞いたんです。そしたら、

「仇討ちを手伝うつもりは無い」
「だが、街を守るための依頼なら受けてやらんでもない」

って言われました。

……その時、思ったんです。

依頼をすれば、この人たちがジエン・モーランを
倒してくれるかもしれない。

そうすれば、私はお父さんの仇を討つことができる、って。

……私、ずるい子でした。


ソフィア
「誰もアリアちゃんを責めれらないわ。でも、あの2人なら……」


……きっと、私の考えなんかお見通しだったんですよね。

それでも、2人は私の依頼を受けてくれました。

これで大丈夫。そう思って座り込んでると、
街の外から凄い音が響いてきたんです。

何かが爆発する音。
何かが叩きつけられた音。
何かがぶつかり合った音。

ああ、あの2人が戦ってるんだ。そう思った時、
今更ながらに気づいたんです。

私のせいで、あの親切なハンターさんたちが
死んじゃうかもしれない、って。

そしたら堪らなくなって、2人を止めようと思って、
気づいたら私は街の外に駆け出してました。

……そこで見た光景は、一生忘れられません。


ソフィア
「……」


そこには、街1つを壊しちゃうようなモンスター相手に、
正面から戦いを挑む2人のハンターの姿がありました。

家より大きいヒレで叩かれても、10mはある牙に薙ぎ払われても、
2人はその都度立ち上がりました。

私みたいな見ず知らずの女の子の、しかも報酬の話すらしてない
依頼のために、なんでそこまで戦えるんだろう。

そんなことを思う私の前で、2人はジエン・モーランを
街に近づけさせないように、懸命に戦ってました。


そうして、砂漠に朝日が差し込み始めた頃、
長い戦いが終わる時が来ました。

重弩と銃槍から放たれた爆炎で、
ジエン・モーランの牙が片方折れたんです。


ジエン・モーランは大きく吠えた後、
ゆっくり進路を変えて、ロックラックから離れていきました。


ソフィア
「……撃退したのね。でも……アリアちゃんはそれで良かったの?」


……もうその時、私は分かってたんです。

ジエン・モーランは、ただ単に通りかかっただけ。
私たちは、生きるためにそこに街を作っただけ。

本来すれ違わないはずの2つの道が、
偶然交わっちゃっただけだったんだ、って。

そんな時、お互いどうしても譲れなければ、戦うしかない。
でもそれは復讐とか仇とか、そういうんじゃなくって、
お互いの生き方を押し通すため。

だから、お互いが引かなければ命のやり取りになる。
でも、一方が引けば、禍根残さず、そこでさよなら。

そういう戦いに生きるのが、ハンターなんだ、って。


ソフィア
「……素敵な人たちね」


私もそう思いました。

だから私、ボロボロになって戻ってきた2人に、

「私もハンターになりたい!」

って言ったんです。



ソフィア
「2人はなんて?」


「ハンターになるにはまだ早い」

厳つくて大きい人に、そう一刀両断されました……。

しかもその後、

「そういえば依頼料のことだがな」
「未知の古龍の撃退だからな。高いぞ~?」

なんて言うんです!

家が壊れて無一文だった私がアワアワしてると、
髪の長い優しい人が厳つい人をたしなめて、

「貴女にしかできないことで、いつか私たちを助けて下さい」
「それが今回の依頼料です」

そのために、私にお父さんの後を継いで
防具屋になりなさいって、そう言ったんです。


ソフィア
「お父さんは防具屋だったのね。……あら? でもその2人、お父さんのことを?」


はい。

後で聞いたら、その2人はお父さんの
昔からの知り合いだったんですって。

親友の娘だから。そう言って、厳つくて大きい人は親代わりに。
恩人の娘だから。そう言って、髪の長い優しい人は家庭教師に。

そうやって、一人前の防具屋になるまで……
ううん、今も、私を支えてくれてるんです。





☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アリア
「……だから、私が今、明るく過ごせてるのは、その2人のお蔭なんです」
ソフィア
「……いい人に巡り合えたのね、アリアちゃんは」
アリア
「あ、改めて話すと照れますね……。そうだ! 今の話、2人は内緒ですからね!?」
ソフィア
「ええ、勿論よぉ♪」
アリア
「……ホントにホントですよ?(疑い)」
ソフィア
「ふふふふふ(微笑)」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆




……アリアちゃんにあの2人が居るように、
私にも、ジャンヌちゃんとトーマが居る。

ジャンヌちゃんは、私に生きる意味を示してくれた。

そして、トーマが居るから、あの人がトーマを残してくれたから、
私は今も、そしてこれからも幸せに生きていける。


それなのに、真実を知ることにしり込みしてたら……
2人と……あの人に笑われるわね……






☆    ☆    ☆    ☆    ☆



ソフィア
「……アリアちゃん、ありがとう」
アリア
「へ? 何がです?」
ソフィア
「……ここまで送ってくれて、よ♪」
アリア
「あ、ホントだ。ギルド長さんの家が見えてきましたね」
ソフィア
「もうここで大丈夫。……じゃあね、また明日」
アリア
「はい、また明日!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



ギルド長宅

ソフィア
「たっだいまぁ♪」
ギルド長
「……また酒か。今日という今日は言わせてもらうがな、冒険者たるもの……」
ソフィア
「(ずずい)ジャンヌちゃん、1つ聞かせて欲しいの」
ギルド長
「な、なんだ?」
ソフィア
「……ゲオルグは、もう居ないのよね?」
ギルド長
「……そうだ。彼は、私の目の前で炎に焼かれ、灰になった」
ソフィア
「……そう……なのよね」
ギルド長
「……今更どうしたというのだ? 大体、あの時話した通りお前はトーマを……」
ソフィア
「(ずずい)ジャンヌちゃん」
ギルド長
「こ、今度はなんだ!?」
ソフィア
「……ジャンヌちゃん。私、貴女が友達で本当に良かったわ」
ギルド長
「(ぞぞぞぞぞっ)な、何を企んでいる!? 言え! 今度はどんな悪戯を思い付いた!?」
ソフィア
「……イヤねぇ、この子ったら。どうしてこんな人間不信になっちゃったのかしら?」
ギルド長
「間違いなくオマエのせいだーーーっ!!!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



~次の日~

冒険者ギルド

アリア
「あ、ソフィアさん、おはようございます!」
ソフィア
「おはよう。リーダー、シオン君も、お久しぶり♪」
かに
「……何があったか知らんが、調子は元に戻ったようだな」
ソフィア
「ええ。それと、1つお願い。……炎の魔人の討伐メンバーに、私を入れて欲しいの」
かに
「……なに?」
ソフィア
「探索からしばらく離れてた私に、その資格が無いのは分かってるわ。それでも……お願い、この通りよ(頭下げ)」
かに
「……」
アリア
「か、かにさん、ソフィアさんがここまで頼んでるんだし……その……」
かに
「……生憎だがな、ソフィア」
アリア
「かにさん!?」
シオン
「(肩ぽん)アリア、大丈夫ですよ(微笑)」
アリア
「先生?」
かに
「お前は、すでに炎の魔人討伐メンバーとして作戦に組み込み済みだ。イヤだと言っても行ってもらうぞ」
アリア
「かにさんっ♪」
ソフィア
「(顔上げ)……ホント、顔に似合わずいい男ねぇ」
かに
「一言余計だ。……シオン」
シオン
「はい。……それでは、炎の魔人討伐の作戦を発表します」
ソフィア
(ジャンヌちゃん……トーマ……ゲオルグ。私に勇気を頂戴!)



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