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前のページ /  次のページ  2014/07/21

最終決戦の前奏曲(プレリュード)

⇒ TOP世界樹の迷宮2>最終決戦の前奏曲(プレリュード)


第5階層 天ノ磐座 24F

キャット
「……でね? 何だか最近、お姉ちゃんの様子が変なのよ」
ヘクター
「変、とは?」
キャット
「一生懸命、真顔でいようとしてるけど、堪え切れずに微笑んじゃう、って感じ?」
ヘクター
「あのギルド長が? ……率直に言わせてもらえば、不気味だな」
キャット
「そうなのよ! お姉ちゃん、普段は滅多に笑わないのに!」
かに
「なにか変なもんでも食ったんじゃないか?」
ヘクター
「……あり得るな。樹海産の摩訶不思議な食べ物に当った可能性も考えられる」
キャット
「そ、そうね。後でメルルに診てもらわなきゃ!」
ヴィクトール
「……えーっと、キャットちゃん、一ついいかな~?(汗)」
キャット
「なによ」
ヴィクトール
「ひょっとしてギルド長、笑ってる時、ものすごく幸せそうじゃなかった?」
キャット
「幸せそう? …………言われてみれば、確かに」
ヴィクトール
「じゃあそれ、噂の宝石の彼といい事があったんだよ♪」
キャット
「そうなの!?」
ヴィクトール
「間違いないね(うんうん)」
かに
「随分と自信ありげだが、根拠はあるのか?」
ヴィクトール
「勿論! だってオレと会ってる時、エルはいつもそんな表情してるからねっ♪」
かに
「……あーそーかい」
キャット
「……ごちそーさま」
ヘクター
「……これがのろ気というものか。成程、聞いている側にとっては精神攻撃以外の何物でもないな」
キャット
「でも……そっか。お姉ちゃんにも、やっと春が来たのね(微笑)」
ヘクター
「春が? 今は冬の真っただ中だぞ?」
キャット
「アンタばかぁ? 比喩表現よ、比喩表現(冷)」
ヴィクトール
「春が来たって言うのは、恋したり、その恋が実った時のことを言うのさ♪」
ヘクター
「そうなのか? ……その手の比喩表現は学院では習わなかったな」
キャット
「まったく、勉強バカなんだから……(ぶつぶつ)」
ヴィクトール
「キャットちゃんの春はまだまだみたいだね~♪」
かに
「こんなに近くにあるのにのう♪(ヘクターの肩ぽん)」
ヘクター
「……それも何かの比喩表現なのか?」
キャット
(赤面しながら神速の抜銃)

ドンドンドゥンッ(精密射撃の三連射)

かに
「ほ! は! とあらぁぁぁぁぁ!(ひらひらひら~)」
キャット
「ああもう何で当たらないの!? 精密射撃のレベルをMaxまで上げてあるのにっ!(地団太)」
かに
「ふっふっふ。怒りで目が眩んでいるからだ」
ヴィクトール
「それを言うなら、恋は盲目だからじゃない?」

ドンドンドゥンッ

ヴィクトール
「(眉間に全命中)の、ご、はぅ!?」
キャット
「ほら! ヴィクトールになら当たるのに!」
ヴィクトール
「み、眉間は止めてよ! そろそろ穴開いちゃうよ!?(泣)」
キャット
「煩い! 今度変なこと言ったら穴だけじゃ済まさないわよ! 貫通させてやるから!」
ヴィクトール
「(額押さえ)貫通!? 怖っ!」
かに
「お前なら貫通くらい大丈夫じゃないか?」
ヴィクトール
「無茶言わないでよっ!」
ヘクター
「……なあ、そろそろ探索に戻らないか?(呆)」
キャット
「アンタ他人事!?」
ヘクター
「……他人事じゃないのか?」
キャット
「ひ、他人事よ! ええ他人事ですともっ!(赤面怒り)」
ヘクター
(なぜ怒るのだ……?)
かに
「ヘクターの言うとおり、そろそろ探索に戻るとするか。地図の空き状況からして、そろそろ階段があるはずだが……」
ヴィクトール
「あ、ひょっとしてあれじゃない?」
かに
「おお、間違い無いな。昇り階段だ」
ヘクター
「……あれが最後の……25階への階段なのだな(ごくり)」
かに
「その通りだ。総員、気を引き締めろ。いつ、どこからオーバーロードが襲ってくるか分からんからな」

ヘクターキャットヴィクトール
「……了解っ!」

かに
「よし、行くぞ!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



第5階層 天ノ磐座 25F

ヴィクトール
「……フロア自体の作りは、今までと変わりないみたいだね」
キャット
「どうリーダー、何か感じる?」
かに
「(精神集中)……どデカい気配は感じるな。だが、生物なような、そうでないような……よく分からん気配だ」
ヘクター
「オーバーロードと見て間違いないだろうな。……どうする? 進むか?」
かに
「まあ待て。こういう場合、家主から挨拶があるのが定番だろ?」
キャット
「家主の挨拶、ね(イヤそう)」

空に浮遊する謎の建造物
君たちはついにその最上階に到達した。

そんな君たちの頭上から、あの
不思議な声が響いてくる……。



「……遂に辿りついたか。我が空船の最上階へ」


かに
「ふん、予想通りか。……ああ、来てやったぞ。貴様を滅ぼしになぁ(指ばきばき)」
ヴィクトール
「諸王の聖杯は渡してもらうよ!」


「ここは我らが古の大地より空に逃れる為に作ったもの」

「古代の箱舟になぞらえたのだ」


キャット
「箱舟……? 何を言ってるの!?」


「言っても分かるまい。だが聞くが良い」

「古に一度、世界は滅びを迎えたのだ」


ヘクター
「知っているとも! だからこそ、滅びの原因となった喪失技法を、貴様のような者に持たせておく訳にはいかんっ!」


「我らはそれを予見し、滅ぶ大地を捨て、
空へと逃げた」


かに
「……相変わらず、人の話を聞かない野郎だな」
ヘクター
「だが、気になることを言ったな。空へと逃げただと?」
キャット
「まさか、この空飛ぶ城で?」


「……しかし、そんな我らに新たな試練が襲ってきた」

「あまりに変化した環境に、
人が適応しきれなくなったのだ」


かに
「当たり前だ。人は大地に根付くもの。大地の恩恵なくして、人が生きていけるものか」


「我はそれを救うため、
命について果て無き研究を続けた」

「されど、一部の者たちは違った」

「死するならば大地で……と願い、滅んだ大地の上、
偽りの大地へと降りることを望んだのだ」


キャット
「……どういうこと?」
ヘクター
「空へと避難していた一群から、大地に戻る離反者が出たということだろう」
ヴィクトール
「……ひょっとして、それがオレのご先祖様?」


「我は、我を信じついてきた者たちを救うため、
研究に研究を重ねた……」


かに
「ふん。今更善人面しても遅いぞ! たとえ命を救うためとはいえ、お前がやってきたことは許されざる所業だ!」


「されど、生命の研究は深く難しい」

「我の人としての体では、その研究を
 推し進める時間が足りなかった」


かに
「だから聞けよっ! 人の話をっ!」
ヴィクトール
「完全に自分の世界に入っちゃってるね~」


「……それ故に、我は人の体を捨てた」

「永遠に滅びぬ肉体に精神を宿し、再び」
研究に埋没したのだ」

「我を信じ、ついてきた者たちを
あらゆる災厄から守るために」


ヘクター
「人の体を捨てた? 永遠に滅びぬ肉体? ……まさか」
キャット
「何か知ってるの?」
ヘクター
「喪失技法の一つに、『機神化の法』という技法がある。鋼の身体に魂を移す、というものだ」
かに
「んなことも出来るのか。ホントに科学の力ってのは万能だったんだな」
ヘクター
「だが、鋼と人の魂は元来相容れないもの。故に魂は凍り、磨滅すると聞く。喪失技法の中でも禁忌の法だったはずだ」
ヴィクトール
「……そこまでして、自分を信じてくれた人のために尽くそうとしたんだね」
かに
「ふん、その程度で同情など……ってちょっと待て。貴様、人のためというならば、なぜ今もって研究を続けているのだ!?」
ヴィクトール
「え? ……そっか! もうここに人が居ないんじゃ、研究を続ける意味が無いじゃないか!」
キャット
「まさか、まだ生き残ってる人が居るっていうの?」
ヘクター
「それはあり得ん。この城が空に至ってから、数千年は経っているのだぞ」
かに
「それに、すでに大地は復興している。仮に人が居たとしても、地に根を下ろせばいいはずだ。違うか!?」


「人が居るか居ないか、
偽りの大地がどうなっているかなど些末な事」

「研究は、今なお続いているのだ」


かに
「……手段と目的が逆転してやがる」
ヴィクトール
「成程ね。魂が凍り、磨滅する、か」
かに
「永すぎる時の中で、魂が持たなかったのだな」


「諸王の聖杯」

「あらゆる時代の王が追い求めた不死の力の源……」

「それはまだ完成の域に達さぬ」

「遺伝子の働きが阻害され、
人は人為らざる身に変わるのだ」


ヘクター
「……人為らざる身……。連れ去られた冒険者たちは、そのための実験台だったという訳か……っ!(ぎりっ)」
キャット
「そんな未完成な、しかももう意味のない研究のために……。許さない……やっぱアンタ、絶対に許さないわっ!」


「意味はある」

「我は一人でも研究を続け、皆を救うのだ」


ヴィクトール
「だから、その救うべき人たちはもう居ないんだろ!?」
ヘクター
「言っても無駄だ。……もう、ヤツの魂に言葉は届かん」
ヴィクトール
「(ため息)……そうみたいだね」


「我が研究に聖杯は不可欠」

「汝らの目的が聖杯ならば、それを渡す訳にはいかぬ」


かに
「ふん、謳ってろ。お前が何を喚こうが、必ず聖杯は取り上げるからな!」


「……ならば覚悟せよ、裏切り者の末裔よ」

「汝らに関わりし全てのものを、我、オーバーロードの
力で灰燼と化してやろう」


不思議な声は、
そういうと聞こえなくなる。

かに
「……相変わらず、好き勝手なことをほざきおって」
ヴィクトール
「ま、気を取り直して探索を進めよっか?」
ヘクター
「ああ。……このフロアの探索が終わる時が、ヤツとの最終決戦だな」
キャット
「そうね。気を引き締めて、万全の体制で臨みましょう!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



~翌日~

鋼の棘魚亭

酒場のマスター
「そうか、もうじき探索も終わりか」
かに
「まあ25階を探索し尽くすのに、あと数日は掛かるだろうがな」
酒場のマスター
「そのオーバーロードってのか? ソイツをさっさとぶっ倒して、大公さまの病気を治してくれよな!」
かに
「任せておけ。そのための必勝作戦は、すでに吾輩の灰色の脳細胞がはじき出しているからな」
シオン
「それは初耳ですね。どのような作戦をお考えなのです?」
かに
「ふっふっふ。名付けて『大討伐フルボッコ作戦』だ!」
アリア
「……大討伐? フルボッコ?」
かに
「そう! その名の通り、ギルド総勢9人で取り囲み、徹底的にフルボッコにしてやるのだっ!」
酒場のマスター
「そ、それは反則じゃねえかオイ(汗)」
ヴィクトール
「というより、一度の探索で入れる人数は5人までだよ?」
かに
「そこは、聖杯奪取のための特例として許可してもらう。あんな野郎に手段は選ばん。くっくっく……はーはっはっはぁ!」
アリア
「悪です! ここに悪が居ます!」
ソフィア
「あら、私的には大賛成だわぁ♪ せっかくだから、ジャンヌちゃんとギルド『エスバット』の2人にも協力して貰わない?」
かに
「それはいいな! では総勢12名によるフォーメーションを考えるとするか!」
ソフィア
「胸が躍るわねぇ♪」
セバスチャン
「……放っといていいのかニャ?」
シオン
「……それが可能であれば、一番確実ですからね」
アリア
「せ、先生まで~(とほほ)」

バタンッ

キャット
「皆、大変よっ!」
メルル
「キャット様、ヘクター様。如何なされました?」
かに
「ギルド長にデートの邪魔でもされたか?」
ヘクター
「違う! 兎に角外だ! 外に出ろっ!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



鋼の棘魚亭の外


ごうん……ごうん……ごうん……

アリア
「な、なにこの音!?」
キャット
「さっき急に鳴り出したのよ。……この音、どこかで聞き覚えない?」
アリア
「え? …………そ、空飛ぶ城!?」
シオン
「間違いないでしょう。……ですが、一体何故?」
ヴィクトール
「(耳澄まし)……この音……街の真上に移動してる?」
かに
「真上に? ……あの野郎、何をするつもりだ?」


「……ラガードを名乗りし者たちよ」


酒場のマスター
「ぬおぉ!? お、おい、こりゃ一体誰の声だ!?」
ソフィア
「落ち着いて。これがオーバーロードよ」
酒場のマスター
「これが落ち着いていられるかよ!」

ざわざわ……ざわざわ……

シオン
「……いけませんね。街の皆も動揺しています」
ヴィクトール
「そりゃまあ、いきなり変な音がしたと思ったら、その後に謎の声だもんね~」


「汝らは、裏切者の血を引きし者」

「そして今、我の道を邪魔せんとする者」

「故に我は、汝らと、汝らを産みし地を
灰と化すことを決定した」


かに
「な、なにぃ!?」


「我の怒りは天の怒り」

「受けるがいい、天の怒りを!」



ざわざわざわ……

ヘクター
「天の怒りだと!? 一体何をするつもりだ!?」




ひゅぅぅぅぅぅぅ…………




ヴィクトール



「……ん? ……あれ? なんか……」
キャット
「どうしたの?」
ヴィクトール
「えーっと、なにかが落ちてくるような音がするんだけど」
アリア
「え? どこからですか?」
ヴィクトール
「……真上から?」
キャット
「ま、真上?(汗)」

ぅぅぅぅぅぅぅぅ…………

かに
「そ、総員回避ーーーっ!!!」

ヴィクトールキャットアリア
「うわぁぁぁぁっ!!!」


ぅぅぅぅぅぅぅぅ……ずずーーーんっっっ





ヴィクトール




「ビ、ビ、ビ、ビックリした~(汗)」
キャット
「(もうもうと舞う埃を払いつつ)もう! 何だって言うのよ!?」
アリア
「(じっと埃の中見て)……凄い音がしたけど、何が落ちてきたんだろ?」

……ギギギ

シオン
「!? アリアっ!(横抱き回避)」
アリア
「へ?」

ズガガガガガガガッッッ(機銃掃射)

アリア
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」




ヘクター




「あ、あれはまさか!」
ヴィクトール
「白銀の銃兵!? 空飛ぶ城の魔物じゃないか!」
キャット
「な、何で!? どーしてこんなところに魔物が……」

シュンッ(脇を通り過ぎる二つの影)

キャット
「……え?」
かに
「(盾持ち突進)どっせーーーいっ!」
セバスチャン
「(拳振り上げ突進)ニャラァァァァァ!」

ドゴォッ(シールドスマイト&アニマルパンチ)


……ギギギ……ギ(機銃構え)

アリア
「あ、危ない! まだ動いてます!」
シオン
「(弓構えつつ)……大丈夫ですよ。既に終わっています」
アリア
「でも!」

ズガガガガッッッ(天から降りそそぐ矢の嵐)


ギギ……ギ……ィィ……(沈黙)

アリア
「…………え?」
かに
「うむ。ナイスタイミングだ」
セバスチャン
「やっぱり『サジタリウスの矢』は強烈だニャ~」
アリア
「い、いつの間に?」
シオン
「貴女を抱えて避けた後です。気づきませんでしたか?」




ヴィクトール




「……早ぁ」
キャット
「……パニクってた私がバカみたいじゃない(赤面)」
ソフィア
「(優雅に紅茶飲みつつ)ふふふ。あれが経験の差ってものよぉ♪」
ヘクター
「……アンタのその余裕な態度も経験の差なのか?」
ソフィア
「これは大人の女性の余裕ってヤツねん♪(ウィンク)」
ヘクター
「……理解不能だ」
ヴィクトール
「それより、何でまた白銀の銃兵がこんなところに?」
メルル
「誤って、空飛ぶ城から落ちてしまったのでしょうか?」
ソフィア
「……そうだったら良かったんだけどね」
メルル
「え?」
キャット
(へなへなへな……ぺたん)
ヘクター
「キャット、どうした!?」
キャット
「……あ、あ、あれ……(空を指差し)」
ヘクター
「?」




ひゅぅぅぅぅぅぅ…………

ひゅぅぅぅぅぅぅ…………

ひゅぅぅぅぅぅぅ…………

………………

…………

……




ヘクター



「なっ!?」
アリア
「ま、まさか、アレが全部、白銀の銃兵!?」
キャット
「……違う」
ヴィクトール
「そ、そーだよね。アレが全部白銀の銃兵だったら、100体以上の群れって事だもんね~(汗)」
キャット
「……白銀の銃兵だけじゃない……漆黒の魔騎士もいる……緋緋色の剣兵も……」
ヴィクトール
「え、FOEまでっ!?」
ヘクター
「これが……これが天の怒りだと言うのか……」
キャット
「(見上げ)……ヘクター……どうしよう?」
ヘクター
「……キャット」
キャット
「……このままじゃ……街が……皆が……死んじゃうよぉ」
ヘクター
「っ!」
ヘクター
(……だが、あれだけの数の魔物を相手に、一体どうすればいい? どうすれば……っ!?)




かに




「……ふーむ。白銀120、漆黒12、緋緋色3ってところか?」
シオン
「そうですね。先ほど一体倒したので、白銀の銃兵は119ですか」
セバスチャン
「でもこれ、第一陣だろうニャ」
かに
「だろうなぁ」
アリア
「ちょ、ちょっとかにさん! 呑気に数を数えてる場合じゃないですってば!」
かに
「呑気とは失礼な。敵数把握は戦をする上で必要不可欠だぞ?」
アリア
「…………戦?」
ヘクター
「ま、まさか、あれだけの数相手に戦うつもりなのか!?」
かに
「当たり前だ。これから喧嘩を売ろうとしてた相手が先に売ってきたんだぞ? ここは買うのが漢(おとこ)ってもんだ」
キャット
「か、勝てるの?」
ヴィクトール
「そうだよ! 100体以上居るんだよ!?」
かに
「おいおい。お前らはこの世界樹で何を学んできたのだ?」
ヘクター
「なに?」
かに
「勝てるかどうかじゃない。勝つしかないんだ。そのためには戦う以外に道は無い。どうだ、シンプルだろう?」

キャットヘクターヴィクトールアリア
(呆気)

かに
「だが、そうだな。あえて一つ言うなら……」
キャット
「い、言うなら?」
かに
「吾輩たちなら、勝てる。……信じるか?(にやり)」
ヴィクトール
「…………ぷ……はははははっ♪」
ヘクター
「……本当にリーダー、アンタって男は……(苦笑)」
キャット
「そこまで言われたら……信じるしかないじゃない!(不敵な笑み)」
アリア
「私もです! かにさんも、先生も、皆も、私は信じてます!」
かに
「よく言った! では総員武器を取れ! ギルド『ロストウェイ』最後の戦いだっ!」

シオンアリアセバスチャンメルル
ヘクターキャットヴィクトールソフィア
「おーっ!」



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