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前のページ /  次のページ  2014/09/27

世界樹に響く終楽章(フィナーレ)

⇒ TOP世界樹の迷宮2>世界樹に響く終楽章(フィナーレ)


~一か月後~

大公宮 公女私室

公女
(紅茶注ぎ)
ヴィクトール
「毎度々々、公女さまにお茶汲みさせて申し訳ないね」
公女
「いえいえ、お気になさらず♪ ……それより、お怪我の具合はいかがですか?」
ヴィクトール
「あれ位ならもう治っちゃったよ。それにしてもレオンおじさん、随分元気になったね」
公女
「元気になり過ぎるのも考えものですわ! まさかヴィクトール様にあんなことをするなんて!」
ヴィクトール
「いやー。まさか今更、『我が娘を嫁にしたくば、見事私を倒してみよ!』なんて言われるとは思わなかったよ♪」
大臣
「……そこで即座に『ひゃっはー♪』と大公様に殴りかかったヴィクトール様を見た時には、儂の老いさらばえた心の臓が止まるかと思いましたぞ」
公女
「問題はその後です! ヴィクトール様のお茶目な冗談を、あろうことか全力のカウンターで迎え撃つなんて!」
ヴィクトール
「あはは♪ それだけ元気になったってことじゃない?」
公女
「……まあ、そうなのですけれど」
大臣
「これも全て、聖杯を発見して下さったギルド『ロストウェイ』の皆さまのお蔭。改めてお礼申し上げますぞ」
公女
「しかも聞けば、皆さまは街の復興作業も主導して頂いているとか。救国の英雄にそのような作業まで……」
ヴィクトール
「いーのいーの。困った時はお互い様だよ。って、オレは当事者なんだけど♪ あ、ちょっと窓開けるね」

ガチャ



……トンテンカン トンテンカン





ヴィクトール




「ほら。丁度向こうで作業してるよ」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



ハイ・ラガード公国 街中


……ずしん……ずしん……ずしん

アリア
「(丸太10本抱え持ち)すみませーん。ちょっとここ通りますよー」

ざわざわざわ……

アリア
「先生ー。丸太持ってきましたー」
シオン
「(図面から顔上げ)ああ、ご苦労さまです。では、上に居る先輩たちに渡して下さい」
アリア
「上?」




かに




「(五階建ての足場から)おーい! アリア嬢、ここだここー!」
セバスチャン
「(同じく)カモンだニャ! バッチコイだニャー!」




アリア




「じゃあ行きますよー。(ぐぐぐぐっ)……えーい!」

びゅおっ(丸太10本放り投げ)

かに
「渾身ディフェーンス!」
セバスチャン
「ワイルドガードだニャー!」

がしがしぃ(丸太受け止め)


オォォォォォォ!(拍手喝采)

かに
「ふはははは! 見たか我が妙技の冴えを!」
アリア
「違いますー! 今の拍手は、私のコントロールに対してですー!」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



大公宮 公女私室

ヴィクトール
「……いや、コントロールとか、そういう問題じゃ無いと思うよアリアちゃん(呆)」
公女
「凄いですわね。その、色々と……」
大臣
「それぞれが工夫千人に匹敵する労働力ですな。しかし、随分とあのような作業に慣れているようですが」
ヴィクトール
「なんでも、昔から仕事で村とか街とかを立て直す機会が多かったんだってさ」
公女
「仕事……。リーダー様ご一行は、この国に来られる前、何をなさっておられたのでしょう?」
ヴィクトール
「ハンターっていう、冒険者っぽい事をしてたらしいよ。オレも詳しいことは聞いてないんだけど」
公女
「そうですか。……街の復興が終わった後も、この国に留まって下さるといいのですが」
ヴィクトール
「今度聞いてみるよ。じゃ、オレも手伝ってくるね。サボってると、また空飛ぶ城から紐無しバンジーさせられちゃうし♪」
公女
「(紐無し……?)では、またいらして下さいませ」
ヴィクトール
「うん。あ、そうだ、忘れるところだった。はいこれ。エルとマゼラン爺ちゃんに(ひらひら)」
大臣
「儂にもですかな?」
公女
「これは……手紙、ですか?」
ヴィクトール
「ふっふっふ。これはね……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



世界樹の迷宮前

ローズ
「……招待状?」
ヘクター
「ああ。街の復興も一段落付いたから、改めて世界樹の迷宮踏破を祝う宴を開くぞ! とウチのリーダーが言い出してな」
ウィンディ
「……私たち、も、いい、の?」
ヘクター
「ああ、勿論だ。セバスチャンと一緒に街を守ってくれただろう? その礼だと思ってくれ」
ウィンディ
「……そっか。良か、った(微笑)」
ローズ
「うーん、参加してもいいんだけど、生憎着ていく服が無いのよね~。……誰か買ってくれないかしら?(ちらり)」
ヘクター
「服? ざっくばらんな宴だし、別に服など何でも構わんぞ?」
ローズ
「……手ごわい(汗)」
ウィンディ
「……ヘクターじゃ、無理」
キャット
「そうよ。この唐変木の朴念仁にそんな遠回しな言い方が通用する訳ないじゃない」
ヘクター
「……ひょっとしてそれは俺の事か?」
キャット
「アンタ以外に居ないでしょ(冷)」
ヘクター
「むう……」
ローズ
「って言うか、何でアンタがここに居る訳?」
キャット
「この迷子の付き添いだけど? 何が不都合でも?」

キャットローズ
(バチバチバチバチッ)

ヘクター
「……何故この二人はこれ程仲が悪いのだ?」
ウィンディ
「……まだ、分かって、ないんだ(呆)」
ローズ
「ふん! ……で、その宴会とやらはどこでやるわけ? 近くだったら行ってあげてもいいわよ?」
キャット
「……知らないわよ」
ローズ
「っ! そんなに来て欲しく無いなら最初から招待状なんて渡さなきゃいいじゃないっ!(涙目)」
キャット
「違うわよっ! ……ホントに知らないの」
ローズ
「……は? 何それ? どーゆーこと?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



鋼の棘魚亭前

ギルド長
「……会場を知らされていないだと?」
メルル
「はい。知ってるのは、その……ご主人様だけでして」
ソフィア
「とっておきの会場を用意してるから楽しみにしてろ、ですってぇ♪」
ひまわりちゃん
「な、なんだか物凄く嫌な予感がするのは私だけでしょうか?(汗)」
アーテリンデ
「安心しなさい、おちびちゃん。……私もよ」
ライシュッツ
「いつものこの酒場ではないのか?」
酒場のマスター
「俺様はそんな話聞いてねえし、あったとしてもお前らの宴会は金輪際、一切合財お断りだ」
ソフィア
「心が狭いわねぇ」
酒場のマスター
「心の狭さの問題じゃねえ! 二度も三度も店を破壊されてたまるかって言ってんだ!」
ギルド長
「しかしこの店では無いとすると……あの男、一体何を企んでいるのだ?」
ひまわりちゃん
「うう、不安で一杯ですぅ……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



~宴当日~

第5階層 旧オーバーロードの間

かに
「さあさあ皆の衆、ここが宴の会場だぞう! ずずーっと中に入ってくれたまえ♪」

キャットローズギルド長
「入れるかーーー!!!」

かに
「おいおい。ツンデレ三重奏で文句言うなよ」
ギルド長
「誰がツンデレか! い、いやそうでは無くだな! こんな危険な場所に公女殿下をお通しする気か!?」
公女
「ギルド長、私のことならお気になさらず。空が近くて気持ちのいい場所ではないですか(微笑)」
ギルド長
「し、しかし公女殿下!」
かに
「ほれ、エル嬢もこう言っているではないか。大体、オーバーロードはもう居ないのだし、どこも危険じゃないだろうが」
ローズ
「そーゆー問題じゃないでしょ!?」
キャット
「そうよ! 空が近くに見えるってのに、壁も天井も無いのが危険だって言ってるの!」
大臣
「確かに、落ちでもしたら確実に助からん高さだのう……」
かに
「ああ、そういうことか。それなら全く、全然、ことさらに心配無用だぞう(爽やかな笑み)」
アーテリンデ
「……全く、全然、ことさらに信用出来ないわね。証拠を見せなさい、証拠を」
かに
「疑り深い奴らだ。ではヴィクトール、ちょっとこっちに来い」
ヴィクトール
「え、オレ? なに?」
かに
「ここの、そう、縁っぷちに立ってだな……」
ヴィクトール
「こう?」
かに
「うむ。……では」

げしっ(背中蹴り)

ヴィクトール
「(空中に蹴り出され)…………え?」
公女
「…………え?」
かに
「じゃあな♪」

キャットローズアーテリンデ
「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」





ヴィクトール




「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……(声が消え)」




公女




「リ、リーダー様!? これは一体!?」
かに
「ふっふっふ、安心しろ。……対落下事故防止部隊、カモン!」

バサァッ

クアナーン
「……呼んだか? ロストウェイのリーダーよ」
ヘクター
「クアナーン!?」
クアナーン
「おおヘクター。それに土の民の一行よ、よく来たな。君たちに全能為るヌゥフ、父為るイシュと母為るイシャの祝福あれ」
ヘクター
「あ、ああ。……それで、君は一体何を?」
クアナーン
「この場から誤って落下した土の民を救うという、重要な使命を君たちのリーダーから託されたのだ(胸張り)」
かに
「そういうことだ。今日は頼んだぞう(肩ぽん)」
ウィンディ
「……重要だけど、騙されて、る?」
ライシュッツ
「しっかりと騙されておるな(呆)」
公女
「で、では、ヴィクトール様はご無事なのですね?」
かに
「勿論だ。なあ、翼人リーダー?」
クアナーン
「ん? 我はまだ、一族の者に任務の開始を伝えていないが?」
かに
「…………お?」
公女
「…………え?」
ひまわりちゃん
「じゃ、じゃあヴィクトールさんは……?」




ヒュゥゥゥゥ……ズガァァァァァンッッッ


…………ダダダダダダダダダ

バタンッ

ヴィクトール
「(ぼろぼろ)ちょっとリーダー! 紐無しバンジーは痛いからやめてって言ってるだろ!?」
かに
「……とまあこんな風に、万が一翼人たちが受け損ねても問題無いぞう(朗らかな笑み)」

キャットローズアーテリンデ
「それはアンタらだけだー!」




☆    ☆    ☆    ☆    ☆



かに
「……と言う訳で、改めて世界樹の迷宮踏破を祝して……乾杯!」

「乾杯!」




☆    ☆    ☆    ☆    ☆



公女
「改めて初めまして。ラガード公国第一公位後継者、グラドリエル・パロ・ウル・ラガードと申します」
クアナーン
「翼持つ者、シヴェタの民が長、クアナーンだ」
公女
「先の戦では、あなた方には大変お世話になりました。お礼が遅れて申し訳ございません」
クアナーン
「いや、我らこそ会いに行けずに済まなかった。……ヘクターから話は聞いていると思うが」
公女
「はい。……シヴェタの民から我が国への友好条約の申し出、大変有り難く思っております」
クアナーン
「では……」
公女
「同じ世界樹さまの傍らに住む者として、私たちにシヴェタの民の皆さまの隣を歩かせて下さいませ(微笑)」
クアナーン
「……感謝する、ラガードの民の長よ。我らに全能為るヌゥフ、父為るイシュと母為るイシャの祝福あれ!」




ヘクター




「……」
キャット
「(背中ぽん)……良かったわね。お姉さんもきっと喜んでるわ」
ヘクター
「……ああ、そうだな」
ローズ
「……ヘクター。今、ちょっといいかしら?」
ヘクター
「ローズ、どうした?」
ローズ
「……貴方はギルドメンバーを説得して、メンバー総意の上で諸王の聖杯を賢者の学院に提出した。……そうよね?」
ヘクター
「……その通りだ」
ローズ
「じゃあ……渡してもらった聖杯、あれは正真正銘の本物?」

ヘクターキャット
「……」

ヘクター
「……何故、そんなことを?」
ローズ
「実は、私たちが報酬のタダ飯を食べてる間に、貴方たちが聖杯を公女に渡したって噂があるのよね」
ヘクター
「(ひそひそ)……だからあの時、あの場に居なかったのか」
キャット
「(ひそひそ)……っていうか、あの状況で食事するって、見上げた食への執念ね(呆)」
ローズ
「……なに?」
ヘクター
「いや、何でもない。……それはただの噂だろう? それとも、鑑定結果に何か問題でも?」
ローズ
「……確かに賢者の学院の鑑定では、間違いなく火の七日間当時の品って話よ。でも……」
キャット
「でも?」
ローズ
「なーんか、装飾がすっごい禍々しいのよね。苦悶した人が浮き彫りになってたりさ」
ウィンディ
「……聖杯、っぽく、ないの」
キャット
「(ひそひそ)……それって、このオーバーロードの間に都合よく転がってた、諸王の聖杯とは別の杯のことよね?」
ヘクター
「(ひそひそ)……ああ。『呪銀』と銘打たれていたな。同時代の物だし、大公が完治するまでの時間は稼げると思うのだが」
ローズ
「……さっきから、何をコソコソ話してるわけ?」
ヘクター
「いや、何でも無いぞ。……あれは間違いなく、このオーバーロードの居城から奪取した杯だ」
ローズ
(ちらり)
ウィンディ
「……嘘は、言って、ない、みたい」
ローズ
「そう……。ただの気のせいかしら?」
キャット
「そうそう。ほら、変なこと気にしてないで、ご飯食べないの? これ全部タダよ?」
ローズ
「そうね! タダ飯を前にして悩むなんてナンセンスだわ! さあヘクター、何から食べよっか♪(腕組み)」
キャット
「ちょっと待った―! アンタは何をドサクサ紛れに……」

ワーワー ギャーギャー




☆    ☆    ☆    ☆    ☆



酒場のマスター
「(鉄鍋操り)おし、から揚げ出来たぞ!」
メルル
「有難う御座います。あ、子羊の煮込みシチュー、追加オーダーが入りましたのでお願いいたしますわ」
酒場のマスター
「あいよ! ……って、これじゃやってる事が普段と変わらねえじゃねえか! 俺様も招待客のはずだろ!?」
セバスチャン
「文句言わずテキパキ働くニャ。鹿肉のソテー追加だニャ」
酒場のマスター
「くそ、こんなのアリかよ。……ん?」




ギルド長




「……(世界樹を見つめ)」
アーテリンデ
「どうしたの? なーんか黄昏てるみたいだけど」
ギルド長
「いや……。本当に、世界樹の迷宮は全て踏破されたのだろうか、とな」
アーテリンデ
「どうして、そんなことを?」
ギルド長
「……ただの感傷だ。長いこと、この迷宮に関わってきたからな」
アーテリンデ
「そう……。でも、そうね。確かに、世界樹の迷宮は完全に踏破された訳じゃない」
ギルド長
「……どういうことだ?」
アーテリンデ
「……この迷宮には、強大な力を持った竜が存在する。ソイツの住処が、まだ見つかってないもの」
ギルド長
「!? 竜だと!? それはまさか炎を操る竜か!?(肩掴み)」
アーテリンデ
「お、落ち着いて! 痛いわよ!」
ギルド長
「(はっ)す、済まん……」
アーテリンデ
「(肩擦り)……私が知ってるのは、風と毒を操る竜よ。……その竜こそが、ギルド『エスバット』の真の仇」
ギルド長
「……そうか」
アーテリンデ
「……貴女も、なにか訳あり?」
ギルド長
「……」
アーテリンデ
「言いたくないなら別にいいけどね。でも……(ちらり)」




酒場のマスター




「?」




アーテリンデ




「貴女には良い人が居るみたいだし、拘りすぎない方がいいんじゃない?」
ギルド長
「なっ!? ち、違っ! べべべ別にマスターは良い人などではっ!(大赤面)」
アーテリンデ
「あらあら。別に私はマスターだなんで一言も言ってないけどね~(にんまり)」
ギルド長
「……人をからかって楽しむのはドクトルマグス共通の悪癖なのか?(赤面しつつ剣に手をかけ)」
アーテリンデ
「あらあら。怖いからそろそろ退散するわ。……あ、そうそう、最後に一つだけ」
ギルド長
「……なんだ」
アーテリンデ
「……貴女には、妹も、待っててくれる人も居るんだから、無茶はダメよ?」
ギルド長
「……」
アーテリンデ
「私が言いたい事はそれだけ。じゃーねー(手ひらひら)」
ギルド長
「……」
ギルド長
(……分かってる……私だって分かっているさ。だが私は……成し遂げねばならないのだ……)




酒場のマスター




「……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



~宴もたけなわ~

かに
「(ジョッキ片手に)さーて。そろそろ余興が欲しい所だのう」
ヴィクトール
「はいはーい。なにか歌おっか?」
かに
「お前の歌はもう飽きた」
ヴィクトール
「ちょっとそれひどくない!?」
かに
「冗談だ。……しかし、そうだな。たまには違う歌い手の歌を聴きたいのう」
アリア
「違う歌い手って、ヴィクトールさん以外に居ましたっけ?」
かに
「居るではないか」
アリア
「? どこに?」
かに
「吾輩の目の前に」
アリア
「目の前? (右見て)……(左見て)……わ、私!?」
かに
「うむ、そのとーり。この世界に来る前、竜人族の歌姫に教わった曲があっただろ? あれを頼むわい」
シオン
「それはいいですね。では私が伴奏をしましょう。ヴィクトール、リュートを貸してもらえますか?」
ヴィクトール
「はいはい、喜んで~♪」
アリア
「ちょ、先生、無理ですよ! 人前で歌うなんて絶っっっ対に無理っ!」
シオン
「おや、何故ですか?」
アリア
「だって私の歌なんて皆の前で披露できるもんじゃ無いですもん!」
シオン
「貴女の歌はとても素敵ですよ? もっと自信を持って下さい(微笑)」
アリア
「う……。で、でも……」
かに
「それに、だ。……あの曲は、まさに今、この場で歌うためにあるような気がしないか?」
アリア
「あ……。(葛藤中)…………わ、分かりました!」
かに
「よしよし。……という皆で皆の衆! ウチのギルドの歌姫が一曲披露してくれるぞ!」
アリア
「か、かにさんっ!(赤面)」
公女
「まあ、アリア様が? それは楽しみですわ(微笑)」
ひまわりちゃん
「アリアさん頑張ってー♪」
キャット
「期待してるわよー♪」
アリア
「ううう……恥ずかしいよう……」

ぱちぱちぱちぱちぱちっ

アリア
「じゃ、じゃあ歌います。曲名は……『魂を宿す唄』です……(目を伏せ)」
シオン
(リュート構え)

……♪……♪♪……♪♪♪……


生命は生まれ、生命は尽きる
生命は芽生え、生命は枯れる


アリア
「……♪♪♪~」




ひまわりちゃん




「わぁ……」
ソフィア
「あらぁ」
公女
「……アリア様……綺麗な声……(うっとり)」




アリア




(……響け……届け……)

陽は昇り、陽は沈む
潮は満ち、潮は引く


アリア
(……ここで息づく生命に……)
シオン
(……ここで倒れ、なお人の心に宿る魂に……)
アリア
(……それらを育むこの世界樹……その全てに……)

アリアシオン
(……響け……届けっ!)


生きるという事が、死ぬという事
死ぬという事が、生きるという事
死の意味を知り、生の意味を知る


アリア
「♪~♪♪~」




ヴィクトール




「(目を閉じ聞き入り)……いい曲だね」
かに
「ああ。吾輩の世界で、ハンターの間に伝わる曲だ。ハンターに勇気を与え、そして……魂を弔う曲でもある」
ヴィクトール
「……ありがとう。確かに、今、この時のためにあるような曲だよ♪(笑ってジョッキ掲げ)」
かに
「……だろう?(にやりとジョッキ掲げ)」




キャット




「……ヘクター……アンタ……」
ヘクター
「(涙流し)……不思議な曲だ。姉の事、フロースガルやクロガネの事、色々な事を思い出す。哀しくは無いのだが……」
キャット
「……うん。私も、ベオウルフの皆の事を思い出してた……(涙拭い)」
ヘクター
「そうか……」
キャット
(迷いつつ、そっとヘクターに寄り添い)
ヘクター
(肩に手を置き、キャットを軽く抱き寄せ)

ヘクターキャット
(目を閉じ、曲に聞き入り)


食うモノと食われるモノ

火と水、空と大地

世界の広がりは、己の意志の中に
全てに意味があり、全てに意味はない



セバスチャンメルル
(……)
ギルド長酒場のマスター
(……)
アーテリンデライシュッツ
(……)
ローズウィンディ
(……)
大臣クアナーン
(……)


世界は廻り、世界に還る

全てに宿る、大いなる意志へ……


アリア
「……♪……♪…………」
シオン
(最後の一節を爪弾き)

し~~~~~ん

アリア
「……あ、あはは! し、失礼しました! じゃあこれで……(汗)」

……ぱち……ぱち……

アリア
「……え?」

ぱちぱちぱちぱちっ(拍手万雷)

アリア
「あ……」
シオン
「だから言ったでしょう? もっと自信を持って下さい、と。とてもいい歌でしたよ(微笑)」
アリア
「あう……(赤面)」

たたたたたっ

公女
「アリア様、素晴らしかったです! エルは……エルは感動いたしました!」
クアナーン
「イサの流れを感じさせる、良い歌だった。我ら一族の中にも、ここまでの歌い手は居ないぞ」
アリア
「あ、有難う御座います……(テレテレ)」
ヴィクトール
「シオンもナイス演奏だったよ♪(サムズアップ)」
シオン
「ははは、ありがとうございます」
ヘクター
「いい曲だった。ほら、キャット」
キャット
「(ぐすぐす)……感動したわ。歌ってくれてありがとね(微笑)」
アリア
「……うん。こんなに喜んでもらえて、私も嬉しいな(微笑)」
キャット
「ふふふ。……って、アリア、その手は……?」
アリア
「手? ……(薄らと透け始め)……え? う、うわぁ! な、何コレ!?」
かに
「はっはっは、落ち着けアリア嬢。吾輩もだ(透け始めた手見せ)」
アリア
「全然落ち着けないですよ! せ、先生!?」
シオン
「……私も同じくですね(手透け始め)」
アリア
「えぇぇぇ!?」
メルル
「わ、私もですわ!(同じく)」
セバスチャン
「これは何事だニャ!?(同じく)」
アリア
「な、何がどうなってるのー!?」

ざわざわざわ……

かに
「だから落ち着けと言うに。……まあ、そろそろだとは思ってたんだ。ギリギリ、間に合ったって所かのう」
シオン
「……そうですね。私たちがこの世界でするべき事は、全て成し遂げたという事でしょう」
かに
「そうだな。今の歌が、最後の切っ掛けになったか」
キャット
「ちょ、ちょっと! 一体なんの話!?」
かに
「あーっとだな、つまり、吾輩たちが元の世界に戻る時が来たと……そういう事だ」

アリアキャット公女ひまわりちゃん
「え……えぇぇ!?」




☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アリア
「そ、そんなの急に言われても困ります!」
キャット
「そうよ! どうにかならないの!?」
かに
「無理だな。元々吾輩たちはこの世界の住人ではないのだ。役目が終われば、元の世界に帰るのが道理というものだろう」
アリア
「そんな……。せ、先生!?」
シオン
(ゆっくり首ふり)
キャット
「ヘクター!?」
ヘクター
「……世界を行き来する術など、喪失技法でも聞いたことが無い。ましてやそれを止める術は……少なくとも、俺には思いつかん」

アリアキャット
(茫然自失)

かに
「……と言う訳だ。本来なら、一人一人に挨拶をしたかったのだが……(どんどん透ける身体)」
ギルド長
「……ふ、気にするな」
酒場のマスター
「俺らに構うこたねえよ。時間がねえんだろ?」
公女
「そうですわ。残された時間は、言葉を交わすべき方々のためにお使い下さい(微笑)」
かに
「ああ、済まんな。……さて、と」

ヘクターヴィクトールソフィア
(ちらりと目線交わし)

ヴィクトール
「……キャットちゃん。ほら、リーダーから話があるって」
キャット
(俯き震え)
ソフィア
「悲しいのは分かるけど、今話さないと後悔するわよ? ね?」
ヘクター
「ソフィアの言うとおりだ。これが言葉を交わせる最後の機会だぞ(背中支え)」
キャット
(いやいやするように首振り)
かに
「むう……。(肩に手を置き)……キャットよ、泣くな。出会いがあれば、また別れもある。それが人生という……」

ガチャコン

かに
「もご?(口の中に銃口突っ込まれ)」

アリアひまわりちゃんローズアーテリンデ
「…………え?」

キャット
「……チェックメイト♪(にんまり)」
かに
「……ふ、ふはははは(汗)」

ズキューーーンッッッ

かに
「ごふぁぁぁぁぁぁぁ!(吹っ飛び)」

アリアひまわりちゃんローズアーテリンデ
「えぇぇぇぇぇぇ!?」

キャット
「当たった……ついに当たったわ! やったーっ!(銃を天に突き上げ)」
ヴィクトール
「やったねキャットちゃん! おめでと~♪」
ヘクター
「本懐を遂げたな。迷いも躊躇も無い、いい一撃だったぞ!」
ソフィア
「じゃあ、キャットちゃんの初スナイプを祝って、万歳三唱ぉ♪」

ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい!

ギルド長
「違うだろう!? そこはそうじゃないだろう!?」
酒場のマスター
「落ち着け。……コイツらはそういう奴らだよ。これまでも散々振り回されてきたじゃねえか(悟りきり)」
メルル
「ええっと、その、申し訳ございません……」
公女
「そ、それより、リーダー様は大丈夫なのでしょうか?」
ローズ
「いや、流石に今のは死んだでしょ。口の中からズドンよ?」
ウィンディ
「……全然、動かない、ね?」
アリア
「え、えーっと、かにさんなら最悪でも気絶で済むと思うんだけど……」




かに




「(むく)……ふう。あふなひあふなひ」





アリア




「……え?」
かに
「(前歯で弾挟み込み)……ふっふっふ。おひかったのう」

キャットアリアローズアーテリンデ
「う、嘘ぉ!?」

かに
「(ぷっと弾丸吹き出し)ふはははは! 今までで一番肝を冷やしたが、まだまだ吾輩に当てるには至らなかったな!」
キャット
「ああもう! 次よ! 次こそは絶対当てる!」
かに
「おう、いつでも来い! ……って、吾輩たちは元の世界に帰るんだよ。だからもう次は……」
キャット
「あら、勝ち逃げ? それがリーダーの流儀なわけ?(睨み)」
かに
「いや、流儀とかそういう問題ではだなぁ……」
キャット
「そんなの私は認めないわ! この銃弾をリーダーに叩き込むまで、私は……私は諦めないんだから!」
かに
「……キャット……」
キャット
「(涙ぼろぼろ)……だから……また……また会えるって……約束、しなさいよっ!」
かに
「……」
アリア
「……キャットちゃぁぁぁぁん!(がしっと抱き付き)」
キャット
「アリアも……絶対に……また、会おうね?(泣き笑い)」
アリア
「うん! また会おう! 絶対、絶対に……っ!(泣)」
公女
「……アリア様。私も、また会える日が来ると信じております。きっと……きっとまた会えますわ(微笑)」
ひまわりちゃん
「わたっ、私もっ、でず~(だだ泣き)」
アリア
「エルさん……ひまわりちゃん……。う……うぇぇぇぇぇん!」
かに
「いや、だから我々は元の世界にだな……」
ヘクター
「リーダー。俺も彼女たちと同意見だ」
かに
「お前までか!? 世界が違うってのがどういう事か、お前なら分かっとるだろう?」
ヘクター
「ああ、十分理解しているとも。……だが、そんなものは俺たちの前では些末な事だ。そうだろう?(にやり)」
かに
「む?」
ヴィクトール
「オレもその意見に大賛成~♪ それともオレたちが築いた絆は、世界が違うくらいで切れちゃうもんなのかい?(にかっ)」
かに
「む、むう……」
セバスチャン
「ニャハッハッハ。これは旦那さんの負けだニャ~♪」
シオン
「見事に一本取られましたね(微笑)」
かに
「…………くはは。全く、諦めの悪いヤツらだのう(苦笑)」
ソフィア
「そりゃそうよ。なんてったって、絶対に諦めないリーダーの下で鍛えられたんだから♪」
メルル
「ソフィア様の仰る通りですわ(微笑)」
かに
「ふ……。よし! そこまで言うならっ!(手の甲差し出し)」

シオンアリアセバスチャンメルル
ヘクターキャットヴィクトールソフィア
(手を重ね合わせ)

かに
「何かあったら何時でも呼べ! 世界の壁なんぞ蹴り破って、必ず駆け付けてやる!」
キャット
「絶対よ!? 約束だからね!」
かに
「ああ、約束だ! ……その代わり、お前らも覚悟しておけよ?」
ヴィクトール
「覚悟って、なんの?」
かに
「吾輩たちがピンチの時は、逆にお前たちを呼びつけてやるって事だ!(にやり)」
セバスチャン
「ちなみに旦那さんクラスのピンチは、ホントにマジでシャレにならないニャ」
シオン
「災厄の化身や、世界を滅ぼす龍などと戦う事になりますよ(微笑)」
ヘクター
「ふ……。望むところだ」
ソフィア
「ふふふ。それって、新しい冒険って事よね?」
メルル
「まあ。それは今から心が躍りますわ(微笑)」
アリア
「そうです! 今度は私たちの世界で、皆でまた冒険ですっ♪」
かに
「ふはは、それも楽しそうだのう。……さてと(ほぼ身体透け)」

キャットヘクターヴィクトールソフィア
「……」

かに
「…………では、また、な(にやり)」

シオンアリアセバスチャンメルル
(笑顔で手を振り)


………………

…………

……




☆    ☆    ☆    ☆    ☆



キャット
(虚空見つめ)
ヴィクトール
「……ホントに……行っちゃったね」
ソフィア
「……そうね。寂しくなるわぁ」
ヘクター
「これで俺たちの冒険も終わりだな……」
キャット
「(くるり)……なに言ってるのよ! 私たちの冒険はまだ終わってないわ!」
ヘクター
「なんだと? いやしかし、世界樹は踏破したし、目的も達成した。これ以上することは無いだろう?」
キャット
「いーえ! ……マスター! 私たちへの依頼って、まだまだ沢山あるわよね!?」
酒場のマスター
「お? ……おう、勿論だぜ! 俺様の懐のためにも、まだまだオメエらには働いて貰わねえとな! がははははっ!」
ひまわりちゃん
「ウチからのお仕事も沢山ありますよっ♪」
クアナーン
「我が一族からも、君たちに頼みたいことが沢山あるな」
キャット
「ほらね?(得意げ)」
ヘクター
「し、しかし、リーダー不在ではギルドの存続もままなるまい?」
キャット
「ああ、そのこと? なら大丈夫よ。今、これから、私がロストウェイの新リーダーだから!」
ヘクター
「なに!?」
ヴィクトール
「えーっと、純粋な疑問なんだけど……なんで?」
キャット
「だって、この中じゃ私が一番の古株だもの(ふふん)」
ソフィア
「確かにその通りねぇ。じゃあ宜しくね、新リーダーさん♪」
キャット
「ええ、よろしくお願いします、ソフィアお姉さん♪」
ヘクター
「いやだが、そもそもメンバーが不足しているぞ?」
ヴィクトール
「そうだね~。これから新人でも勧誘する?」
キャット
「いーえ。そこに居るじゃない。私たちに匹敵する冒険者が!」
アーテリンデ
「(きょとん)……え? まさか、私たちのこと?」
ライシュッツ
「……正気か?」
キャット
「勿論! この街に居るってことは、まだ迷宮でやることがあるんでしょ? だったら私たちの仲間になりなさい!」
アーテリンデ
「えーっと……爺や、どうしよう?」
ライシュッツ
「お嬢様のご判断にお任せいたします」
キャット
「はいじゃあ決定! いいわね!?(びしっと指さし)」
アーテリンデ
「……はいはい、分かりました。これから宜しくね(苦笑)」
キャット
「よし! そこの二人も、暇ならウチに入れてあげてもいいわよ?」
ローズ
「冗談! だれが……」
ウィンディ
「……ヘクターと、ギルド、一緒?」
ローズ
「……し、仕方ないわね! そこまで頼むなら入ってあげてもいいわ!」
キャット
「うんうん。じゃあこれから張り切って行くわよ! 新生ロストウェイの門出を祝してっ!(ジョッキ掲げ)」

ソフィアアーテリンデローズ
「乾杯ーっ♪」


わいわい がやがや





ヴィクトール




「なんだか新生ロストウェイの決起集会になっちゃったね~♪」
大臣
「国としても、手練れのギルドの存続は大歓迎ですぞ。踏破したとはいえ、樹海が危険な場所だということに変わりはありませんからな(好々爺の笑み)」
公女
「ヴィクトール様も冒険者を続けられるのですか?」
ヴィクトール
「うん。貴族になるにも、手続きとか何やかんやで一年位かかるでしょ? その間は気ままな冒険者稼業かな♪ それに……」
公女
「?」
ヴィクトール
「女性の新メンバーが増えたからねっ♪ って痛たたたっ!」
公女
「……ヴィ・ク・ト・オ・ル・さ・まっ!(脇腹キリキリ)」
ヴィクトール
「うそうそ冗談! オレはいつでもエル一筋さ~♪」
公女
「知りません!(そっぽ向き)」




ヘクター




(茫然)
ギルド長
「そろそろ腹を括ったらどうだ? ウチの妹は、ああなったら止められないぞ」
ヘクター
「しかし……」
ギルド長
「……お前の使命については聞いている。だが、それも今すぐやらねばならぬ訳でもあるまい?」
ヘクター
「……」
ギルド長
「それまででいいから、妹に力を貸してやってくれ。……アイツには、まだお前の力が……いや、お前の存在が必要だ」
ヘクター
「…………了解した」
ギルド長
「よろしく頼む。……ただし」

ブンッ……ガキンッ

ギルド長
「(剣振り下ろし)……妹を悲しませるな。だが必要以上に近づくな。あくまでも仲間として接するんだ。い・い・なっ?」
ヘクター
「(篭手で受け止め)……あ、相変わらず何を言ってるのか分から……ぐっ……ぐおぉぉぉぉっ!」
キャット
「ちょっとお姉ちゃん! ウチのメンバーに何してんのよ!」
ギルド長
「……なに、ただの余興だ。なあヘクター?(剣を納めにこやかに肩叩き)」
ヘクター
(息切れしつつ横目で睨み)
キャット
「ならいいけど……。で、ヘクター。当然、アンタもロストウェイに残るわよね?」
ヘクター
「…………そのことなのだが、今のメンバーでは、ギルドに残る事は了承しかねる」
キャット
「…………え?(不安げ)」
ギルド長
「ヘクター! 貴様!?(剣に手をかけ)」
ヘクター
「考えてもみろ。リーダー、アリア、セバスチャンと前衛が軒並み抜けたのだぞ? これでは後衛として安心して冒険など出来ん」
キャット
「だ、だったらそれこそ、新メンバーを募集して……」
ヘクター
「まあ待て。……だがどうだ? ここに、リーダーにも引けを取らない、屈強な前衛が居るではないか(にこやかに肩ぽん)」
キャット
「…………あ(姉を見)」
ギルド長
「…………え?(妹を見)」
キャット
「皆、やったわ! 公国最強の前衛が仲間になったわよっ!」

おぉぉぉぉぉぉ(拍手喝采)

ギルド長
「ちょっと待てーーーっ!!!」
ソフィア
「あらあら。これはもう、完全無欠の最強ギルド誕生ねぇ♪」
酒場のマスター
「がはは! これを機に、オメエも冒険者として現役復帰したらどうだ?(にやにや)」
ギルド長
「ひ、他人事だと思って貴様らっ!」
キャット
「さあさあ、善は急げよ! 早速、冒険者ギルドにメンバー登録しに行きましょう!」
ヴィクトール
「いやこの場合、本人がイエスと言えばそれで終了じゃない?」
ヘクター
「当の本人がギルド長だからな」
キャット
「そっか。……イエスよね? イエスって言って(銃突きつけ)」
ギルド長
「実の姉を銃で脅すな! 大体、私は冒険者ギルドのギルド長だぞ!? 一つのギルドに所属するなど許されん!」
大臣
「……と言っておりますが?」
公女
「あら、私は別に構わないと思いますけど(にこにこ)」
キャット
「ですって♪」
ギルド長
「公女殿下ーっ!?」
キャット
「(腕掴み)じゃあ改めてギルドの皆に挨拶しなきゃね♪」
ギルド長
「(ずるずるずる)ま、待て! 落ち着け! ええいヘクター! 後で覚えておれよ!?」

わーわー ぎゃーぎゃー



……

…………

………………

大陸の遥か北方に広がる高地。

そこには巨大な樹を街の神木と崇める、
ハイ・ラガードという国がある。

これは、そこで出会い、そこで別れ、
そこで泣き、そこで笑い、
そこで倒れ、そこで生きた、
冒険者と呼ばれる者たちの記録なり。

貴方はこの記録を読んでみてもいいし、
読まなくてもいい……。





……To Be Continued ?





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