2018/04/11

FEH日記 7日目:遅れてきた軍師


■アスク王国



アルフォンスアンナシャロン
カミラオグマ水着チキ
(ボロボロ)

かに(バアトル)
「(ピンピン)いやー、大勝かな大勝かな♪」
女マーク
「(ボロボロ)師匠の策がピタっとはまりましたねっ♪」
かに(バアトル)
「分かるか? 全軍前進から総員突撃、そこからのガンガン行こうぜへの大転換は、我ながら見事な策であった!」
女マーク
「見習わせて頂きます、師匠!」
かに(バアトル)
「うむ。我が采配を見て、大いに勉強するがよいぞ(満足げ)」




アルフォンス




「(ひそひそ)……皆、どう思う?」
オグマ
「(ひそひそ)……傭兵としてそれなりに長く戦場に居た俺の経験から言わせてもらうが……このままでは早晩、全滅するぞ」
水着チキ
「(ひそひそ)……オグマのおじちゃん、私でもそう思うよ」
シャロン
「(ひそひそ)……脳筋全開のパワープレイでしたからねぇ」
カミラ
「(ひそひそ)……本人だけ無傷なのが、さすがは召喚師様、といったところかしら」
アンナ
「(ひそひそ)……あれは単に、本人がむやみやたらに頑丈なだけでしょ」


かに(バアトル)


「……お前ら、なにを真剣な顔して話し込んでんだ?」
女マーク
「エンドラ帝国との初戦に勝ったんですよ? もっと喜びを前面に出しましょうっ♪」
アルフォンス
「(皆に背を押され)……ええっと、かに。少し相談したいことがあるんだけど」
かに(バアトル)
「ん、なんだ? お前も吾輩に弟子入りしたいのか?」
アルフォンス
「それは絶対に……あいや、そうじゃないんだ。かに、君の知り合いに軍師……軍略に明るい英雄は居ないかい?」
かに(バアトル)
「軍略に明るい? 吾輩並みにか?」
アルフォンス
「(顔引きつり)できれば、かに以上に明るい人がいいかな」
かに(バアトル)
「ふむ……。吾輩以上とはいかんが、吾輩並みのヤツなら1人、心当たりがあるぞ」
女マーク
「ずばり、私のお父さん……じゃないですよね。師匠、お父さんと会ったことないって言ってましたし」
かに(バアトル)
「うむ。吾輩と同じく、狩猟の異界の出身のヤツなのだが」
アルフォンス
「それだ! その英雄を召喚することはできないか!?(必死)」
かに(バアトル)
「むう? 狙ったヤツを召喚するってことはできるもんなのか?」
アルフォンス
「それは同じ異界出身と言うことで何とかしてくれ!」
かに(バアトル)
「なにをそんなに必死なんだか……。まあいい、今回の戦いでオーブも手に入ったことだし、試しに召喚してみようではないか」
アルフォンス
「是非とも頼むよ!」
アンナ
「お願いだから召喚されてちょうだいっ!(祈り)」
オグマ
「俺も主義を変えて神に祈りたい気分だな……」
カミラ
「ここで軍師の人が召喚されないと、私たち全滅だものねぇ」
水着チキ
「私も、もう少し夏を満喫したいから、神竜ナーガに祈っとこうっと」
かに(バアトル)
「(ブレイザブリク取り出し)では……あらよっと」

パァァァァァ……


シオン(ジョルジュ)立ち絵


シオン(ジョルジュ)
「……ここは一体……?」
アンナ
「成功……したの?」
シャロン
「(英雄図鑑調べ)……うーん。見た目は紋章の異界出身で、大陸一の弓使いと謳われたジョルジュさんですけど」
水着チキ
「うん、そうだね」
オグマ
「失敗……か?」
かに(バアトル)
「あーっとだな……お前、シオンか?」
シオン(ジョルジュ)
「おや、先輩じゃないですか。随分と長い間姿が見えませんでしたが、どこに行っていたのです? アリアたちが心配していましたよ?」
かに(バアトル)
「話せば長くなるのだが……って、お前、よく吾輩だと気づいたな。姿が全然違うはずだが」
シオン(ジョルジュ)
「いえ。細部は違えど、全体的に先輩、って感じですよ。パワープレイに走りがちな顔と身体と雰囲気をしていますし」
かに(バアトル)
「そりゃどういう意味だ!?」
アルフォンス
「(割り込み)かに、この人は? 召喚は成功したのか!?」
かに(バアトル)
「ああ。こいつはシオン。狩猟の異界における吾輩のファミリーの1人であり、ファミリーの頭脳担当だ」
シオン(ジョルジュ)
「まだ事情はつかめませんが、皆さん、宜しくお願いします(会釈)」

アルフォンスアンナシャロン
カミラオグマ水着チキ
「……かにのファミリー?(警戒)」

かに(バアトル)
「……なぜ警戒する?」
シオン(ジョルジュ)
「皆さんが警戒されるのも無理からぬことですが……」
かに(バアトル)
「なぜ即座に納得する!?」
シオン(ジョルジュ)
「(無視)私は、先輩のファミリーの中で唯一まともな人間です。ご安心ください(微笑)」
アルフォンス
「そ、そうか、よかった! 狩猟の世界にもまともな英雄が居たんだね!(ぱぁぁぁ)」
かに(バアトル)
「だからそれは失礼だろ!?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アルフォンス
「(かくかくしかじか)……という訳なんだ」
シオン(ジョルジュ)
「先輩の策で戦闘……。なんと無謀なことを(眉ひそめ)」
かに(バアトル)
「何故だ!?」
アンナ
「(無視)機関の長として猛省しているわ……」
アルフォンス
「そこで急遽、君……シオンを呼んでもらったんだ」
シャロン
「どうでしょう? 立て直せそうですか?」
シオン(ジョルジュ)
「(機関の資料を見つつ)……ふむ」


かに(バアトル)


「なんでいなんでい……。全員で吾輩を無能扱いしやがって」
女マーク
「大丈夫です! 私はいつだって師匠の味方ですよ!」
かに(バアトル)
「おお、我が弟子よ……(感涙)」
かに(バアトル)
「そうだよな。吾輩が一番軍を上手く指揮できるよな? シオンなんかには負けてないよな?」
女マーク
「うーん、それはどうでしょう? あの人、師匠より1万倍は頭良さそうですし」
かに(バアトル)
「お前はどっちの味方なんだ!?(怒り)」


シオン(ジョルジュ)


「……先輩」
かに(バアトル)
「お、どうだ? 吾輩の指揮に悪いところなど1つもなかっただろう?」
シオン(ジョルジュ)
「いえ。軽く見ても3つ、改善点があります」
かに(バアトル)
「な、なぬ!?」
アルフォンス
「是非聞かせてくれ!」
シオン(ジョルジュ)
「まず1つ。戦闘中は、3すくみの法則に基づいて指揮をしましょう」
かに(バアトル)
「……さんすくみ?」
アルフォンス
「僕が話しただろう!?」
かに(バアトル)
「は? ……いつ?」
アルフォンス
「最初の戦闘に入る前だよ!」
かに(バアトル)
「はっはっは、そりゃ無理だアルフォンス。戦闘直前など、アドレナリン全開で話を聞いている暇などあるものか」
シオン(ジョルジュ)
「……とまあ、万事につけてこの調子なので、話すのであればなるべく落ち着いている時にしてください」
アルフォンス
「……今、それを学んだよ(疲)」
シオン(ジョルジュ)
「さて、次に2つめの改善点です。3すくみの法則に関係しますが、メンバー構成が偏り過ぎです」
かに(バアトル)
「メンバー構成? 偏り?」
シオン(ジョルジュ)
「まず、主力8人中、4人が緑斧という点がいただけません」
かに(バアトル)
「はっはっは、そんなバカな。緑斧は吾輩とアンナだけだろ?」
カミラ
「かに? 私も武器は斧よ?」
水着チキ
「私のこん棒も斧に入るんですって」
かに(バアトル)
「……そういや、セクシー戦隊ダイナマイツの隊員に関しては、武器度外視だったな」
アルフォンス
「だから僕があれほど考え直してくれと言ったじゃないか……(疲)」
シオン(ジョルジュ)
「さらに、遠距離攻撃可能な魔道の使い手、弓使い、暗器使いの類がマークただ1人しか居ないのも問題です」
かに(バアトル)
「……おおう(手ポン)」
女マーク
「ど、どうりで私の負担が重いと思いました!(ガーン)」
シオン(ジョルジュ)
「最後に、メンバーの兵種が歩兵と飛行に偏り過ぎです」
かに(バアトル)
「……へいしゅ?」
アルフォンス
「歩兵と飛行と騎馬と重装のことだよ! これも話しただろう!?」
シオン(ジョルジュ)
「重装は機動力が低い代わりに戦闘力が高く、騎馬は機動力に優れるようです。用兵する側として、この2種を外すということはあり得ません」
かに(バアトル)
「……まてシオン」
シオン(ジョルジュ)
「はい?」
かに(バアトル)
「一度に沢山のことを言われたからか、吾輩、頭が割れるように痛いのだが」
シオン(ジョルジュ)
「(ため息)……以上の点を改善すれば、だいぶマシになると思いますよ。……どうしました?」
アンナ
「(感涙)……初めて私、異界から英雄を呼んで良かったって思ってるわ」
アルフォンス
「(同じく)……僕もです、アンナ隊長……」
シオン(ジョルジュ)
「あの……大丈夫ですか?」
アンナ
「ああ、ごめんなさい。今まで残念な英雄ばっかりだったから、貴方の姿が眩しくって(涙ぬぐい)」
シオン(ジョルジュ)
「それは……心中お察しします」


水着チキ


「……アンナが言ってる残念な英雄の中に、私は入ってないよね? 私、☆5だもんね?」
オグマ
「……ノーコメントだ」


アルフォンス


「(居ずまい正し)……シオン」
シオン(ジョルジュ)
「はい?」
アルフォンス
「改めて、こんな戦いに巻き込んでしまってすまない。でも、僕たちには君が必要なんだ」
シャロン
「あれ? なんだかどこかで聞いたセリフ?」
かに(バアトル)
「ちょっと待て! お前、吾輩の存在を無いことにして、改めてシオンを召喚師として話を進めようとしてないか!?(胸倉掴んでゆすり)」
アルフォンス
「(ガックンガックン)……ああ、すまない。今までのことは全部夢だったらいいな、って思ったらつい、ね……(目そらし)」
かに(バアトル)
「吾輩の言葉を丸々肯定したなこの野郎っ!」
アンナ
「とにかく! 今後、戦略の類は全てシオンに委ねるわ」
かに(バアトル)
「承服できん! 機関の軍師は吾輩のはずだぞ!?」
アンナ
「これはヴァイス・ブレイブの長としての決定よ!」
かに(バアトル)
「ぬうう。さてはセクシー戦隊ダイナマイツに入れなかったことへの報復だな?」
アンナ
「断じて違うわよっ!」
かに(バアトル)
「……まあいい。しかしお前ら、後悔するなよ?」
アルフォンス
「……後悔?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



かに(バアトル)アルフォンスアンナシャロン
女マークカミラオグマ水着チキ
(ボロボロ)

シオン(ジョルジュ)
「お疲れ様でした皆さん。快勝でしたね(微笑)」
オグマ
「どこがだ!? 何度も何度も死にかけたわ!」
シオン(ジョルジュ)
「大丈夫です。一度の戦闘で撤退に追い込まれなければ、次の戦闘ではHPは全回復しますから」
オグマ
「そ、それはそうだんだがな……」
女マーク
「私なんて実際に一回撤退しましたよ!? あれって絶対、マークちゃんを捨て駒にしましたよね!?」
カミラ
「飛行ユニットなのに、弓使いに特攻させてたものねぇ」
シオン(ジョルジュ)
「大丈夫です。マークはあの時、敵を一人も倒していなかったので、経験値を得ていません。撤退しても失うものは何もありませんよ」
女マーク
「そ、それはそうですけど、私の精神的な何かが失われますよ!?」
シオン(ジョルジュ)
「そうですか。では、次の戦いまでには取り戻しておいて下さい(にっこり)」
女マーク
「師匠師匠! この人なんだか怖いですよ!?」
アンナ
「ええっとシオン? 確かに指揮は理にかなってるんだけど、その、もうちょっと楽に勝たせて貰えないかしら?(恐る恐る)」
水着チキ
「さっき見たら、敵のレベルが私たちより3つも上だったよ?」
シオン(ジョルジュ)
「敵とのレベル差が大きければ大きいほど、得られる経験値も大きくなります」
シオン(ジョルジュ)
「つまり、可能な限り敵よりレベルが低いメンバーで戦い、尚且つ経験値を得たメンバーを生き残らせる。これが最も効率が良い戦闘なのです」
シオン(ジョルジュ)
「……分かりますね?(にっこり)」
アンナ水着チキ
「は、はい……(戦々恐々)」



アンナ


「(ひそひそ)……ちょっとかに! これは一体どういうこと!?」
かに(バアトル)
「(ひそひそ)……だから後悔するなと言っただろうが」
かに(バアトル)
「(ひそひそ)……アイツの、元の世界での異名を知ってるか? 冷血軍師だぞ?」
シャロン
「(ひそひそ)……れ、冷血?(汗)」
かに(バアトル)
「(ひそひそ)……ああ。作戦自体は完璧なんだが、それを遂行するためには犠牲、苦労、人間性は全て度外視するんだよ」
アルフォンス
「(ひそひそ)……それで付いた異名が冷血軍師、か」
シャロン
「(ひそひそ)……この僅かな期間で、メンバー全員にそれを知らしめましたね~」


シオン(ジョルジュ)


「……さて、次の戦闘は先輩、アルフォンス、シャロン、アンナにお願いしましょうか」
シオン(ジョルジュ)
「レベル差は過去最大の5ですが……あなた達なら大丈夫でしょう(にっこり)」
かに(バアトル)アルフォンスシャロンアンナ
「あ、あはははは(引きつり笑い)」





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2018/04/11

FEH日記 6日目:主力選抜オーディションその4


■アスク王国



シャロン
「では、続いてヴァイス・ブレイヴ主力選抜オーディションの3人目でーす」
シャロン
「これが最後の1人になるか注目ですね、かにさん!」
かに(バアトル)
「そうだなシャロン嬢!」
アンナ
「この茶番がこの1回で終わりますよーに(祈り)」
アルフォンス
「まともな戦力でありますように……(祈り)」
オグマ
「……苦労してるんだな、お前ら」
アルフォンス
「……言わないでくれ」
シャロン
「それでは4人目の登場でーす♪」

パァァァァァ……


水着チキ立ち絵


水着チキ
「私はチキ。神竜族の末裔よ」
アンナ
「…………は?(口あんぐり)」
アルフォンス
「(慌てて目そらし)ちょ、ちょっと君、来る場所を間違えていないかい?」
水着チキ
「え? ……ここ、召喚師に呼ばれた人が集まる会場じゃないの?」
アルフォンス
「た、確かにそれはそうなんだけど……(はっ)……かに、ちょっと待っ……」

キコカコキコカコキンコーーーン

かに(バアトル)
「(鐘打ち鳴らし)大・大・大合格~っ!」
水着チキ
「嬉しいわ、ありがとう。夏の良い思い出ができたわ(微笑)」

アルフォンスアンナ
「ちょっと待てーーーっ!!!」

かに(バアトル)
「(無視)いやー、逸材かな逸材かな。君こそ我らがセクシー戦隊ダイナマイツのエースに相応しい。なあカミラ」
カミラ
「ええ。その水着、よく似合ってるわよ?」
水着チキ
「ふふ、こんなおばあちゃんの水着姿を見せてごめんなさいね。でも……三千歳にしては、なかなかのスタイルでしょう?(ポージング)」
かに(バアトル)
「いやいや、なかなかどころの騒ぎじゃないぞ。まさにグンバツってやつだ(サムズアップ)」
アンナ
「違うでしょ!?」
アルフォンス
「(目をそらしたまま)かに、目を覚ますんだ! 彼女を、その、み、水着で戦場に出す気か!?」
水着チキ
「(かにを見やり)……あの子はなんでこっちを見ないの?」
かに(バアトル)
「ウブなヤツだからな、照れてるんだろう。若いのう」
シャロン
「かにさんも無遠慮にジロジロ見すぎだと思いますけどね~」
水着チキ
「あら……そんなに水着が気になるの? 見苦しいなら、竜の姿になるけれど?」
アルフォンス
「(目をそらしたまま)い、いやそんなことは……(向き直り)……竜の姿?」
オグマ
「(今まで放心してた)……お、お前……まさか、チキ、か……?」
水着チキ
「わ、オグマのおじちゃん♪ また会えて嬉しいわ♪」
シャロン
「あれ? オグマさん、お知り合いですか?」
オグマ
「あ、ああ。彼女はチキと言って、神竜族の王女だ。もっとも、俺が知っているチキは、まだ子供だったはずだが……」
水着チキ
「あの時……オグマのおじちゃんやマルスのおにいちゃん、シーダのおねえちゃんと一緒に居たのは、千歳の私」
水着チキ
「今の私は、あの頃からさらに二千年の時を超えてきた、大人になった私よ。色々なものを、置き忘れてきてしまったけれど……(寂しげ)」
オグマ
「そうか……。色々あったようだが、俺もまたお前に会えて嬉しいよ」
水着チキ
「……ありがとう、オグマのおじちゃん(微笑)」
女マーク
「……えーっと、今の話から軍師的に考えて、貴女は竜になれる人?」
水着チキ
「ええ、なれる人よ(にっこり)」
アンナ
「てことは……貴女はマムクート(※竜人のこと)! つまり貴重な戦力!」
アルフォンス
「そ、そうか。ということは、戦場では水着ではなく、竜になって戦うんだね?」
水着チキ
「いいえ?」

アルフォンスアンナ
「……え?」

水着チキ
「確かに竜の姿に変身できるのだけど……今はこの水着姿が気に入っているの」
アルフォンス
「じゃ、じゃあ戦場では?」
水着チキ
「この水着で戦わせて頂くわ」
アルフォンス
「水着じゃ無理だろう!?」
水着チキ
「(かにを見やり)……あの子はなぜあんなに興奮しているの?」
かに(バアトル)
「水着で戦う、ということに己の中の常識が付いていかないんだろう。経験が浅い、新兵にはよくあることだ」
水着チキ
「そうなの……。ねえ君、世の中にはいろんな人が居るのよ?」
アルフォンス
「水着で戦場に出る人は絶対に居ないよ!」
かに(バアトル)
「いやいや。吾輩の居た狩猟の異界では、下着や湯浴み姿で戦ってたヤツも居たぞ? 水着なんぞマシな方だ」
アルフォンス
「狩猟の異界の話はどうでもいいんだよ! かにが居たって時点でどうせまともな異界じゃないんだからっ!」
かに(バアトル)
「お前それはさすがに失礼だろ!?」
オグマ
「……あーっとだな、チキよ。なぜそれ程までに水着に拘るんだ? 何か訳ありと見たが」
アルフォンス
「え? ……そうなのかい?」
水着チキ
「(寂しげに)……さっきも言ったけど、私は三千年を生きる竜よ」
アルフォンス
「三千年……」
水着チキ
「だから……とても沢山の出会いと別れを繰り返してきたわ。そこに居るオグマのおじちゃんとも、マルスのおにいちゃんやシーダのおねえちゃんとも……」
オグマ
「……そうか」
水着チキ
「……そして、三千年目のある日、私は知ったの。世の中には夏休みという、とても素晴らしいイベントがあるってことに」
アルフォンス
「…………え?」
水着チキ
「水着を着て砂浜に寝そべり、目隠しして果実を割る遊びに興じる……。こんな楽しいことを、私は三千年も知らずに生きてきたのよ!」
アンナ
「え、えーっと、話が違う方向に流れていってないかしら?(汗)」
水着チキ
「(無視)だから私は誓ったの! 今こそ私の三千年の生で始めての夏休みを満喫する時! 三千年目の夏休みを我が手に、とっ!」
オグマ
「チキ、少し落ち着いて話をだな……」
水着チキ
「(やっぱり無視)つまりこの水着は私の誓いそのもの! たとえ戦場で散ろうとも脱ぎ捨てることの出来ない、私の魂そのものなのよっ!」

アルフォンスアンナオグマ
(口ポカーン)

かに(バアトル)
「(パチパチパチ)……素晴らしい……水着にそこまでの情熱を燃やすとは、素晴らしいぞ水着チキよ!」
水着チキ
「……水着チキ?」
かに(バアトル)
「うむ。水着に、そして夏休みにそこまでの情熱を燃やすことに敬意を表して、そう命名しよう」
水着チキ
「ありがとう。じゃあ、あなたも水着になりましょう? 神竜の巫女たる私が水着なんだもの、召喚師様が水着でも何ら問題はないわ」
かに(バアトル)
「ふむ……。では吾輩の肉体美を今ここで披露して、水着かにと名乗ろうか(服脱ぎかけ)」
アンナ
「それだけはやめてちょうだいっ!(悲鳴)」
オグマ
「(我に返り)……どうする坊ちゃん。このままではチキ……いや水着チキが主力メンバー入りするぞ」
シャロン
「あはは、エンブラ帝国の人たち、ビックリするでしょうね~♪」
女マーク
「軍師的にも目を疑う光景です♪」
カミラ
「あら。戦場が華やかになっていいと思うわよ」
アンナ
「アスク王国の名誉のためにもそんなことさせられないわよっ!」
アルフォンス
「……オグマ、なにか策は無いかい?」
オグマ
「俺にか?」
アルフォンス
「君だって、知り合いを危険に晒したくはないだろう?」
オグマ
「ふむ……(思案中)……チキ、1つ確認させてくれ」
水着チキ
「なあに、オグマのおじちゃん」
オグマ
「水着で戦うことは、まあ、百歩譲って認めよう」
アンナ
「オグマ!?」
オグマ
「(ひそひそ)まあ任せろ。……ごほん。しかし、だ。お前、獲物は何で戦うつもりだ?」
水着チキ
「獲物?」
オグマ
「武器のことだ。お前、竜としての戦い方しか知らんだろう? 残念だが、まともに武器も扱えないヤツを戦場に連れて行くことは出来んな」
水着チキ
「う、うーん、獲物……(困)」
アルフォンス
「(ひそひそ)オグマ、素晴らしい策だよ!」
オグマ
「(ひそひそ)ふ……。チキに怪我でもさせたら、マルス王やシーダ王女に合わせる顔が無いからな」
水着チキ
「(ふと)……あ、じゃあこれはどう?」
オグマ
「……これ?」
水着チキ
「目隠しして果実を割る遊びで使う棒よ」
オグマ
「……お前なぁ、戦場を舐めてるのか? そんなもんが武器の代わりになる訳が……」


シャロン


「(英雄辞典調べ)……えーっと、水着チキさんが持っている棒は『スイカ割りの棍棒+』ですね」
かに(バアトル)
「そのまんまの名前だな」
シャロン
「でも強いですよ。威力は14もあって、さらに自身のHPが100%なら、全ステータスに+2の効果です」
かに(バアトル)
「ほほう、吾輩の持つスキル、獅子奮迅2と同じ効果だな」
シャロン
「しかも、その代償に支払うのは獅子奮迅1と同じHPが2減るだけです。とってもお得で強い武器ですね♪」
かに(バアトル)
「ははぁ。さすがはレアリティ☆5が持つ武器だのう」


オグマ


「……☆、5?」
水着チキ
「うん。私、☆5(にこにこ)」


かに(バアトル)


「ちなみに、シャロン嬢の武器はどんなんだ?」
シャロン
「私とお兄様、それにアンナ隊長は、威力6で何の効果もない、初期の鉄武器です」
シャロン
「水着チキさんが持っている『スイカ割りの棍棒+』と比べるとマッチ棒みたいな武器ですね~♪」
かに(バアトル)
「だっはっは! まあ最初は皆、そんなもんだ」


オグマ


「……」
水着チキ
「……ですって(にっこり)」
オグマ
「……これから宜しくな(手差し出し)」
水着チキ
「また同じ戦場に立てること、嬉しく思うわ、オグマのおじちゃん♪(握手)」
アンナ
「(ひそひそ)オグマァァァァァァ!?」
オグマ
「(ひそひそ)い、今の場合は仕方ねえだろ!? そんな強武器持ってるとは思わねえよ!」
アルフォンス
「これで我がアスク王国がエンブラ帝国から物笑いの種にされることが決定した訳だね……(嘆き)」


かに(バアトル)


「……なんであいつらはあんなに落ち込んでるんだ?」
水着チキ
「さあ?(微笑)」
かに(バアトル)
「まあいいか。では水着チキよ、お前が我ら主力チーム最後の一角だ。奮迅の働きを期待しているぞ!(手差し出し)」
水着チキ
「任せておいて。今年の夏は私のものよ!(握手)」
かに(バアトル)
「がっはっは! よく分からんがその意気や良し!」
かに(バアトル)
「これで主力の8人が全て揃った訳だ。さあここから我らの反撃が始まるぞ! エンブラ帝国に目にもの見せるのだっ!」

シャロンカミラ女マーク水着チキ
「おーっ!」



アルフォンスアンナオグマ


(意気消沈)

アルフォンス
「……とんでもない軍隊が出来てしまったなぁ」
アンナ
「我らがヴァイス・ブレイブの明日はどっちなのかしら?(泣)」
オグマ
「ま、まあ戦力的には申し分ないと思うぜ。……多分、な」





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2018/04/09

FEH日記 5日目:主力選抜オーディションその3


■アスク王国



シャロン
「ヴァイス・ブレイヴ主力選抜オーディションの3人目、行きまーす♪」
アルフォンス
「……これ、何人まで続けるんだい?」
かに(バアトル)
「前にも言ったが、メイン4人、サブ4人、計8人の主力を選抜するまでだ」
かに(バアトル)
「今の所、主力はお前ら3人に吾輩、カミラにマークの計6人だな」
アンナ
「つまり、あと最低2回はこの茶番に付き合う必要がある訳ね……(疲)」
アルフォンス
「アンナ隊長。前向きに、あと2回で終わる可能性があることに希望を持ちましょう……(同じく)」
シャロン
「それでは3人目の登場でーす♪」

パァァァァァ……


オグマ立ち絵


オグマ
「俺はオグマ。タリスの傭兵だ。俺でよければ、お前たちの力になろう」
シャロン
「オグマさんだ! 紋章の異界出身で、世界最強とも謳われる傭兵ですよっ♪」
アルフォンス
「ア、アンナ隊長!(感動)」
アンナ
「ええ! ついに……ついにまともな戦力になりそうな英雄が来てくれたのね……(ほろり)」
かに(バアトル)
「はい、じゃあ不合格ー」
アンナ
「とー!(ドロップキック)」

ドガァッ

かに(バアトル)
「ぐはぁぁぁ!(吹っ飛び)」
アンナ
「(胸倉つかみ)ちょっとかに! あんたいい加減にしなさいよ!?」
かに(バアトル)
「(ふらふら)し、しかし男だぞ? セクシー戦隊ダイナマイツは女性限定の部隊だからして……」
アルフォンス
「かに、頼むから本来の目的を思い出してくれないか……?」
かに(バアトル)
「だがなぁ……」
シャロン
「うーん。カミラさん、なんとかかにさんを説得出来ませんか?」
カミラ
「そうねぇ……。ねえかに、あの人をよく見てみて?」
かに(バアトル)
「あん?」
カミラ
「逞しい二の腕、盛り上がった大胸筋。ある意味、とってもセクシーだと思わない?」
かに(バアトル)
「む? ……ふむ、確かに軍隊のアニキどもには受けが良さそうだな」
カミラ
「そうでしょう? 私たち女の子の部隊だけでなく、その他の幅広いニーズに応える必要もあるんじゃなくて?」
かに(バアトル)
「そうか……そうだな。吾輩、目から鱗だ! カミラ、よくぞ言ってくれた!」


アンナ


「(ひそひそ)ナイスよカミラ! かにがその気になってくれたわ!」
カミラ
「(ひそひそ)ふふふ、どういたしまして」


かに(バアトル)


「という訳でオグマ! アニキ共のヒーローを目指そうぜ!(歯キラリ)」
オグマ
「断固として断る!」
かに(バアトル)
「な、何故!?」
アルフォンス
「何故じゃないだろう……(疲)」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アルフォンス
「(説得中)……オグマ。今までのことは全て忘れて、僕たちの仲間になってくれないか?」
オグマ
「繰り返し言うが、断固として断る」
アルフォンス
「そこを何とか頼む!」
オグマ
「……あのなあ、坊ちゃん。俺も傭兵だ。雇いたいという申し入れは嬉しく思っている」
オグマ
「しかし、だ。ああ言われて、はいじゃあ仲間になります……という傭兵が居たらどう思う?」
アルフォンス
「(考え中)……それは、すごく、イヤだね」
オグマ
「そうだろう? これはタリス傭兵全体の尊厳に関わる問題だ。断固として首を縦に振るつもりは無い」




アルフォンス




「……ダメだったよ」
かに(バアトル)
「やれやれ、意固地なヤツだのう」
アルフォンス
「何を他人ごとみたいに言ってるんだ……(呆)」
アンナ
「(はらはら)……ああ、一時でもまともな戦力が、なんて夢を見た自分が恨めしいわ……(泣)」
カミラ
「困ったわねぇ」
シャロン
「ふっふっふ、ここは私に任せてください!」
アルフォンス
「……一応、念のため、試しに言ってみるといいと思うよ」
シャロン
「ああ、お兄様の熱い期待がこの身に降り注ぐのを感じますねっ♪」
アルフォンス
「……いいから早く」
シャロン
「はい! ここは機関一の英雄オタクたる私に秘策ありです!」
かに(バアトル)
「秘策だと?」
シャロン
「それは……(ごにょごにょごにょ)」
かに(バアトル)
「ふむふむ……おお、それはナイスアイデア!」
シャロン
「でしょう!?」
かに(バアトル)
「ではさっそく助っ人を呼べ! ヤツを仲間に引き入れるための指導をするぞ!」
アルフォンス
「……助っ人?」
アンナ
「……指導?」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



オグマ
「……一体いつまで待たせるんだ? 早く元の世界に戻りたいんだが」
シャロン
「あ、あはは♪ もうちょーっと待ってくださいねー?(汗)」
シャロン
(ううう、かにさん、早くしてくださいよぅ)

バタァン

かに(バアトル)
「(扉開け)待たせたな!」
シャロン
「かにさん! 待ってましたーっ♪」
かに(バアトル)
「では助っ人よ! 特訓の成果を見せるのだ!」
女マーク
「は、はい! マークちゃん、行きます!」
アルフォンス
「え? マーク?」
アンナ
「彼女がどうやって説得するの……?」
オグマ
「お前ら、一体何を……」

トコトコトコ

女マーク
(オグマの前で立ち止まり)
オグマ
「……?」
女マーク
「え、えーっと……オグマのおじちゃん。マークちゃんたちの仲間になって? えへ♪(小首傾げ)」
オグマ
「……」
女マーク
「(振り返り)師匠、どうでした!? 今の演技、完璧じゃなかったですか!?」
かに(バアトル)
「完璧だ! オスカーも狙えるパーフェクトな演技だったぞ!」
シャロン
「マークちゃん、やるぅ♪」
女マーク
「えへへ。私、軍師じゃなくて女優を目指しちゃいましょうかね?(得意げ)」



アルフォンスアンナ


(唖然茫然)

アルフォンス
「さ、3人とも、一体何を……?」
シャロン
「ふっふっふ、これぞ私の秘策、幼女説得の術です!」
アンナ
「よ、幼女?」
シャロン
「そうです! タリスの傭兵オグマさんは幼女に弱い! これは英雄オタクの間ではもはや常識っ♪」
かに(バアトル)
「どーだ! 我が弟子の魅力の前にひれ伏すがいい!」
女マーク
「どうですか? マークちゃんの魅力にノックアウトですか~♪(手ふり腰ふり)」
オグマ
「……」

スラリッ(勇者の剣抜刀)


アルフォンスアンナ
「うわーっ!」

アルフォンス
「(背中から羽交い絞め)おおお落ち着いてくれオグマっ!」
アンナ
「(腰にしがみつき)彼らにも悪気は無いのよっ!」
オグマ
「悪気ありまくりだろ!? タリス傭兵の尊厳、そして俺個人の名誉のためにもアイツらは叩っ斬るっ!(怒髪天)」

ワーワー ギャーギャー





カミラ




「なんだか収拾がつかなくなってきてないかしら?」
シャロン
「ふっふっふ、心配は無用ですっ♪」
かに(バアトル)
「我らが策は常に二段構えよ! さあ行け、我が弟子よ!」
女マーク
「はい!」

トコトコトコ

女マーク
(オグマの前で立ち止まり)
オグマ
「なんだお前らっ! まだ何か……」
女マーク
「……オグマのおじちゃん、マークちゃん……斬るの?(上目づかい)」
オグマ
「な……っ」
女マーク
「ふ……ふえ……(目うるうる)」
オグマ
「ちょ、ちょっと待……」
女マーク
「ふえぇぇぇぇぇぇん!(号泣)」
オグマ
「泣くなーーーっ!!!」
女マーク
「オ”グマ”のオジチ”ャンがイジめだーーーっ!!!(大号泣)」
オグマ
「違う! 虐めてないぞ! よ、よーしよし!(頭なでなで)」
オグマ
「ほ、ほら、これで涙を拭け! な!?(ハンカチ渡し)」


カミラ


「あらあら。なんだか新米パパみたいねぇ(微笑)」
シャロン
「タリスの傭兵オグマさんは幼女趣味にあらず、実はただ子供の面倒見のいいお父さん気質だった。これも英雄オタクの間ではすでに常識ですっ♪」
アルフォンス
「……変わった傭兵も居たものだね(呆)」
アンナ
「……実はまともな英雄って、この世に居ないのかしら?(嘆き)」
かに(バアトル)
「ぬっふっふ。さあオグマよ! 我が弟子を泣き止ませたくば、吾輩たちの仲間になると誓うがいい!」
オグマ
「な、なにぃ!?」
女マーク
「うわぁぁぁぁぁぁん!(号泣継続)」
かに(バアトル)
「さらに……」
オグマ
「まだなにかあるのか!?」
かに(バアトル)
「……タリス傭兵のオグマが幼女を泣かしたと、タリス王にチクるぞ?」
シャロン
「もちろん、シーダ王女の耳にも入るでしょーねー♪」
オグマ
「!!!!!」


アルフォンス


「……今度は脅迫か(呆)」
カミラ
「悪い子たちねぇ(微笑)」


かに(バアトル)


「さあ、どうするオグマよ!?」
シャロン
「どうしますか!?」
女マーク
「びえぇぇぇぇぇぇぇん!(号泣継続)」
オグマ
「…………俺の……負けだ(がっくり)」
女マーク
「(ころっと泣き止み)じゃあ仲間になってくれるんですねっ♪」
シャロン
「やったーっ♪」
かに(バアトル)
「よし、作戦成功ー!」

かに(バアトル)シャロン女マーク
「イエーイ♪(ハイタッチ)」



アルフォンス


「ええっと、その……色々と済まない(陳謝)」
アンナ
「ただ、あなたの力が必要なのは事実なのよ。だから……」
オグマ
「……分かっている。タリスの傭兵に二言は無い。こうなった以上、お前たちの求める平和のために、この剣を振るうと約束しよう」
アルフォンス
「……ありがとう(利き手差し出し)」
オグマ
「ふ……坊ちゃんにしては傭兵の流儀を分かってるじゃないか(ニヒルな笑い)」

がしっ(握手)



シャロン


「おお、オグマさんとお兄様、すっかり仲良しさんになってますよっ♪」
女マーク
「我々の作戦、大・成・功ですねっ♪」
かに(バアトル)
「ではもう一度―!」

かに(バアトル)シャロン女マーク
「イエーイ♪(ハイタッチ)」



オグマ


「……ただし、アイツらの躾はしっかり頼むぞ?」
アルフォンス
「……全力を以て善処するけど、確約はできないかな……」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アンナ
「ま、なんにしてもオグマが仲間になってくれて良かったわ♪」
アルフォンス
「一時はどうなるかと思いましたけどね。かにがアニキとか何とか言うから……」
かに(バアトル)
「いや、ちょっと待て。……素晴らしき筋肉美を誇る吾輩も、ひょっとしたらアニキ共のヒーローになれちゃう……?(ぽっ)」
アルフォンス
「……好きにすればいいと思うよ(冷)」
かに(バアトル)
「うわ、冷たいねお前も……」
アンナ
「アホなこと言ってないで、次よ次! 次で最後の一人になりますよーに!(祈り)」





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